コラム - 人材育成のルール

human_resource

人材育成のルール

社員育成のために○○との接触頻度を高める!

社員をいかに育てるか、
どの企業にも共通した重要課題
だろうと思います。



OJT、Off-JT、自己啓発、
あなたの会社でも、
いろいろな取り組みをされていることでしょう。


その「社員の成長」に、
すごく効果があるのではと
思っていることがあります。


なにか?


「社外の人たちとの交流」

です。

「社外の人との交流?
うちの社員・部下は取引先と
話をしてるぞ。
で、それが成長につながってるか?」

と思われたかもしれません。



成長するための交流として、
条件が二つあります。


一つ目は、
『交流する人は、仕事上の
利害関係がない人であること』。
です。

例えば、取引先企業の人とか、お客様ということ
になると利害関係が発生してしまいます。

そうではなく、仕事上の利害関係がない人
との交流である必要があります。


二つ目は、
『交流の場は、単なる遊びの場ではなく、
 自分の考えを伝え合える場であること』。
です。


社外の人との交流であっても、
友達同士で単に飲んで、楽しんで、
という場ではいけないのです。

全く意味がないとは言いませんが、
社員の成長の観点からすれば、
あまり寄与しないと思います。



なぜ、社外の人との交流が、
社員の成長に効果的なのか?


どうしても社内の人たちというのは、
環境や働き方、考え方が似たような人たちです。

ですので、そういう人たちとばかり
交流をしていても、新たな発想を刺激することが
少なくなります。


そうではなく、社外の働き方も価値観も
違う人たちの意見や考え方を聴くことが、
自分の発想を広げることになるのです。


また利害関係がないから、
自分の考えを伝えやすい。

自分の考えを人に伝える訓練が積みやすい
というメリットがあります。

自分の考え・意見を伝える訓練は、
人の成長にとってすごく大切な
要因だと思うのです。


ただ、悩ましいのは、
こうした社外の人と交流できる場に、
社員自らが進んで参加するかというと、
なかなか難しいということでしょう。


私のクライアント先の管理者の方で、
こうした場に自分も参加しながら、
部下を連れていく、ということを
されている方がいらっしゃいます。

部下を連れていく前には、
まずは自分一人で参加し、
その場の雰囲気や話し合っている内容を
確認しています。

そのうえで、「これは良い」と
判断した場に、部下を連れていくのです。


実は、それが冒頭のあいさつ文で
お伝えした勉強会だったりします。


実際、私が見ていても、
その管理者が連れていらっしゃった
部下の方(30代)、すごく成長している
感がします。

もちろん、その勉強会だけの成果という
ことではないでしょう。

が、間違いなく自分の意見をはっきりと、
堂々と発言さえるようになっているのは、
私の目から見ても分かります。


その会の雰囲気に慣れただけ?

かもしれません。


ただ、その管理者の方も
「この勉強会を通して成長した」と太鼓判を
押されていますので、その方の成長に
少しは寄与しているだろうと思います。


『社員育成のために社外の人との
接触頻度を高める!』

ぜひ、検討してみてください!


追伸
子どもの成長にも、
「親・学校の先生以外の大人」とどれだけ
話をさせるか、が必要だろうと思っています。

お祖父ちゃん、お祖母ちゃん、地域の方々等々、
うちの子にももっとコミュニケーションを
取らせたいと思っています。


カテゴリーに関連するおすすめ記事

この記事のカテゴリー から関連する記事を表示しています。

ハッシュタグに関連するおすすめ記事

この記事のハッシュタグ から関連する記事を表示しています。

経営課題を共に解決。

社内研修/コンサルティング依頼や
その他経営に関する様々なご相談は、
以下のお問い合わせフォームから
お気軽にご連絡ください。

お問い合わせ