コラム - 組織のルール

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組織のルール

「5年4組」のルール~叱る基準は明確になっているか?

うちの長女が、今年の4月で小学5年生に進級しました。

新しく担任になった先生が、なかなかの熱血漢のようです。

まだお会いしたことはありませんが、娘の話を聞いたり、

もらってくる手紙を読んだりしていると、

そんなイメージが膨らんできます。


先日の手紙にもこんな一節が。

『この地球上には何十億人と言う人が生きています。

その中で5年4組という35人が出会ったのは「運命」だよね』。


人と人との出会いって本当に不思議ですし、

確かに、「この人」と出会うという確率って、

すごいことなんだろうなと思います。


この一節に続き、先生が明示されていたのが、

「5年4組のルール」。

ルールを作った目的も、しっかり書いてあって、

「ルールを守ることで、みんなが気持ちよく過ごせるようにするため」

とのことです。


どんなルールかと言うと、

・素直な気持ちをいつも持つ

・何事にも一生懸命に取り組む!

・大きな声であいさつやへんじをする!

・友達や先生の話をしっかりと聞く!

・人のいやがることをしないようにする!


「!」マークからも先生の想いというか、熱さが感じられます。

(なぜか、「素直な気持ちをいつも持つ」には、

「!」マークがついてませんでした)


こうして、クラスのルールが明示されるということは、生徒にとっては、

「このルールを守れば褒められるし、

このルールを破れば、叱られる」という“基準”が

明確になったということだろうと思います。


一生懸命に取り組んでいれば、褒められるし、

いい加減な取り組み方をしていれば、叱られる。

大きな声であいさつや返事をすれば、褒められるし、

あいさつや返事が小さい声であれば、叱られる、

というように。


企業組織においても、「行動指針」や「行動基準」を

明示している組織は多々あります。

これらを上司が、部下を褒める基準、叱る基準として

活用すると、より組織の中に浸透していきます。


部下が同じことをしていても、上司の気分次第で、

叱られたり、叱られなかったり、ってことでは、

部下も戸惑ってしまいます。

というか、上司の顔色見て、

行動するようになってしまいかねません。


「行動指針」を褒める・叱るの基準に活用してみる。

それによって、組織としての一体感も高まっていきます。

もちろん、上司が褒める・叱るの基準として活用する前に、

上司自身が組織のルールを守るのは、言うまでもありません。


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