行動量を増やすために必要なこと
仕事で成果を出そうと思えば、
「行動」が必要なのは言うまでもないことです。
何も行動せずに、成果が出せるなんてことは
ありませんから。
であれば、行動量が多いほど、
より高い成果が出せるはずです。
もちろん、行動の質も大切でしょうけど、
まずは行動の量が大切だと個人的には思います。
その行動量を増やすにはどうしたらいいか?
「行動の結果そのものに関心を持つ」
ことではないかと考えています。
例えば、
講演会で講師から、
「経営者として、○○をしなければいけない」
と言われた社長・・・
管理者研修で、「上司として部下との面談では、
こうするとうまくいく」と教わった管理者・・・
上司から「こうしてみたら」と
アドバイスもらった部下・・・。
こうしたとき、なかなか行動に移さない人は、
「なぜ、それをやるといいのか?」
「本当にそれでうまくいくのか?」
ということに意識がいきます。
逆に、行動に移せる人は、
「うまくいくかどうか」なんてことに
あまり関心がありません。
「自分がそれをやったらどんな結果が出るのか?」
に関心があるのです。
「うまくいくならやる」
「うまくいくイメージが湧くからやる」
ではありません。
うまくいこうが、うまくいくまいが、
やってみたら、どんな結果が出るかに関心がある。
行動してみて、たとえ「うまくいかなかった」
としても、「なるほど、他の人はうまくいったけど、
自分がやるとうまくいかないんだ」と
それが分かったことで満足なわけです。
もちろん、うまくいくイメージが湧いた方が、
行動は素早くなるし、量も増えると思います。
が、そのイメージが湧かないと行動できない
となると、本当はやってみたらうまくいくことにも
制限が掛かってしまいます。
その制限を取っ払って、行動量を増やすためにも、
「行動の結果そのものに関心を持つ」ことが
大切なのではないかと思っています。