「なんくるないさ」の本当の意味~沖縄の方、ごめんなさい、知りませんでした
最近、知ったことがあります。
まさか、そんな深い意味があったなんて、
今まで全く知りませんでした。
沖縄の有名な方言で、
「なんくるないさ」というのがあります。
沖縄に行ったことがある方なら、
Tシャツのプリント等、一度は
目にしたことのある言葉だと思います。
「なんとかなるさ」って意味。
これ、沖縄の人たちの楽観的な性格を
表したものだと思っていました。
「なんとかなるんだから、
深く考えないことよ」的な南国特有の
気楽感や“ゆるさ”を揶揄した、
そんなものだと・・・。
でも、実は、そんな軽い言葉ではなかったんです。
本来は、この「なんくるないさ~」の前に、
こんな一言があったんです・・・
「まくとぅそーけー」
「なんくるないさ」だけではなく、
「まくとぅそーけー、なんくるないさ」が
正解だったんです。
「まくとぅそーけー」、
どんな意味かと言うと・・・
「(人として)正しいこと、誠のことをしていれば」
です。
「人として、
正しいこと、誠のことをしていれば、
なんとかなるさ」
だったんですね。
単に何とかなるよ、気楽に行こう、
ってことではなかったんです。
逆に、重たい言葉だったのです・・・。
「なんくるないさ」から受ける印象が、
大きく変わりました。
沖縄は、本当に好きな所なんですが、
更に好きになりました。
そんな沖縄の地で、初めての自主開催セミナーを
開催いたします。
(※「まくとぅそーけーなんくるないさ」には、
歴史的な背景もあるようです。
それは、セミナー案内の後に・・・)
『スタッフ部門(非製造部門)の働き方改革!
生産性向上セミナー
~業務を効率化し社員と顧客の満足度を高める!~』
・「働き方を変えろ」と言われるが、
何をどう変えたらいいのか分からない・・・
・「業務を効率的にやれ」と言われるが、
効率化してもその分、別の仕事が増えるだけで、
モチベーションが上がらない・・・
・そもそも業務効率化の視点が組織のリーダーになく、
組織としての取り組みが進まない・・・
等々
業務効率化・生産性向上が叫ばれる昨今ではありますが、
上記のような悩みを抱えている組織は
意外と多いのではないでしょうか?
仕事量が増える中で、採用もままならず、
時間的にも精神的にも
余裕がなくなっている組織もあります。
ただ、こうした状況の中、
ほんのちょっとのやり方を知らないだけで、
時間を掛けてしまっているケースも散見されます。
ここでちょっと記録に残しておけば、
次の人の仕事が楽になるのに・・・
ここでちょっと先を考えて、手順を変えれば、
仕事の手待ちがなくなるのに・・・
ここでちょっと情報共有をしておけば、
仕事のやり直しがなくなるのに・・・
等々
知らないだけで、ムダな時間を
かけてしまっているのです。
今回のセミナーでは、
私の前職から大変お世話になっている
敏腕コンサルタント松田英一先生と
コラボレーションを組んで、
業務効率化・生産性向上のための
知っていないと損をし続けてしまう
「考え方」・「ノウハウ」を
短時間で凝縮してお伝えいたします。
●開催日時:
2018年10月12日(金)13:30~16:30
●会場:沖縄産業支援センター
沖縄県那覇市字小禄1831番地1
●詳細:http://www.kconsulting.jp/regist_page/okinawa_20181012/
●申込:https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=JqOylTwmzo
ぜひ、ご検討ください!
で、「まくとぅそーけー、なんくるないさ」には、
沖縄の歴史的な背景も影響しているようです。
現在放映中の大河ドラマ「西郷どん」でも
描かれていましたが、
琉球王国は、薩摩藩の属国的な立場で、
厳しい年貢の取り立てにあっていました。
明治維新後には、沖縄県となり、
太平洋戦争では、ご存知の通り、
アメリカ軍の上陸を許し、
激しい地上戦が展開されました。
戦後も昭和47年まで27年間アメリカの統治下に
おかれ、今なお米軍基地問題で揺れています。
(沖縄に訪れると、「沖縄はまだ戦争が
終わっていないんだな」と思わされることが
よくあります)
時代に翻弄されてきた琉球・沖縄。
そんな歴史の中で生まれたのが、
「まくとぅそーけー、なんくるないさ」
(「人として正しいことをしていれば、
いつかはなんとかなるさ」)
だったんですね。