コラム - 仕事のルール

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仕事のルール

“見える化”をデジタルで

『Googleデータポータル』というのをご存じでしょうか?

既にご存じであって、
「もう使いこなしてるよ」ということであれば、
全くお恥ずかしい話なのですが、

年末年始、このGoogleデータポータルなるものを
色々と勉強しておりました。


で、勉強してみて感じたこと、

『こりゃ、仕事でめちゃくちゃ使えるやん!』


と、Googleデータポータルを仕事で活用したときの
ポテンシャルをものすごく感じております!!


Googleデータポータルとは、
Googleが提供する「BIツール」。

BIツールとは、Business Intelligenceツールのことで、
組織内の様々なデータを分析し、見える化するソフトです。


たとえば、社内の残業時間であれば、
その推移やどの部署の誰が、どれだけの残業をしているかなどが
グラフや表で見える化できます。

もちろん、データの入力はしなければいけませんが、

業務時間に関してであれば、
誰が、どのような業務にどれだけ時間を使っているか、

営業マンであれば、どこの顧客にどれだけ時間を掛けていて、
それがちゃんと成果につながっているか等々、

そんなことが見える化できるわけです。


「いや、いや、そんなこと、別にGoogleデータポータルとか
BIツールなんて仰々しいもの使わなくても、
普通に社内で見える化してますよ」

とおっしゃる方も多いかと思います。

ただ、このBIツールだと、データの変化が瞬時に
グラフや表に反映されたり、
クラウド上で簡単に関係者と共有できるメリットがあります。

と言いつつ、すみません、

このあたり、正直に申しますと、
まだまだ勉強不足で具体的にはっきりと
従来の見える化との差異やメリットをお伝えしきれないのが
もどかしいところです(^_^;)

今後、もう少し勉強して、
しっかりとお伝えしていけるようにします。


今のところでお伝えすると、

上記のようなメリットは感じているのと、
それと、何より少し勉強してみて感じたのは・・・


『これからの時代、特に中小企業さんでは
Googleデータポータルに限らず、
BIツールを使いこなせる企業とそうじゃない企業とで、
ものすごく差がついてくるんじゃないか』

ということです。


なぜか?

マネジメントをするうえで「見える化」は
必須のツールだからです。


『「見える化」無くしてマネジメント無し』

です。

その必須のツールである見える化がBIツールによって
非常に効率的に、かつ即時性や、共有の容易性を伴って、
実現できるのです。


そもそも「見える化」とは、

「今、出すべき結果が、
出せているのか、いないのかが、
誰が見ても、一目でわかる、
ようにしておくこと」

「今、行うべきことが、
正しく行われているのか、いないのかが、
誰が見ても、一目で分かるようにしておくこと」

です。

たとえば、会社の2022年3月末までに達成すべき売上目標に対して、
今(1月21日の時点で)、出ている結果が、
正しい結果なのか、正しくない結果なのかが、
分かるようになっているのが『見える化』です。


見える化のイメージとしては、
車のスピードメーターやオイルメーターが
表示されているインストルメントパネルですね。

車を運転するときに、スピードメーターがなければ、
今、正しい速度で運転しているのか、いないのかが
分かりません。

スピードメーターがあるからこそ、
「もっとスピードを出さなきゃ」とか
「アクセルを緩めなきゃ」と行動を変えて、
正しいスピードで走行することができるようなります。


マネジメントも同じです。

今、出すべき結果が出せているのか、いないのか、
行うべきことが正しく行われているのか、いないのかが
分からなければ、行動を変えることができません。

PDCAのCheck(検証)、Action(処置)ができないわけです。


「うちの会社は、そのあたり、
アナログだけど、“見える化ボード”としてやってますよ。
別にアナログでいいんじゃないですか?」

と思われる方もいらっしゃるでしょう。


もちろん、アナログでも機能します。

まぁ私の考えとしては、ほとんどのデジタル化は、
今までアナログで行っていたことを
デジタルで行えるようにしたものです。

デジタル化すると便利で効率的になるわけです。

たとえば、Word、

今まで手書きで行っていたことを、
デジタルで行えるようにしただけです。

電子メールだってそうです。

今まで、郵便で送っていた手紙を
デジタルでできるようにしただけ。
でも、革新的に効率化できているわけです。

見える化もアナログからデジタルへ。

より効率的にマネジメントができるようになるはずです。

ということで、
見える化をGoogleデータポータル等の
BIツールで行うことも検討してみましょう!

マネジメントに限らず、問題解決も進めやすくなるし、
社内で「データで語る文化」が創られるし、
いいこといっぱいあると思います。


もちろん、色々BIツールはあるようですが、
Googleデータポータルは、
何と言っても無料で使えるのがいいです。

企業で活用しようとするとセキュリティの問題も出てきますが、
そのあたりは、すみません、これまた断言できないところです。


今後、弊社としては、Googleデータポータルを
使って業務効率を上げたり、社内の問題解決を促進したり、
そんな支援が中小企業さんに対して
できるようにしていきたいと思っております。

今は、まだまだ勉強が不足してます。

追伸:
あなたが既に使っていらっしゃるのであれば、
どのように活用していらっしゃるか、
ぜひ、教えていただきたいです。

組織としてだけでなく、個人で活用してます、
ってことでも構いません。


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