コラム - 仕事のルール

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仕事のルール

ロジカルだけじゃなくラテラルも・・・ ~論理×情緒×水平で!

論理的に物事を考えよう、

論理的に問題解決をしよう、

論理的に発言しよう、

・・・・



とかく仕事上では「論理性」が求められます。



会社組織の中で言えば、

論理的に発言する人の方が、

周りからの評価は高くなるでしょう。



たとえば、



営業マンが、上司から以下のように問われたとします。

(前後の脈絡は置いといて・・・)



「A社とB社、どちらを優先させる?」



そのとき、論理的思考がない営業マンは、

きっとこんな答えになるでしょう。



「A社を優先させます」



「なぜ?」



「なぜなら、

 A社の担当者、めちゃくちゃいい人なんです。

 あの人のこと、すごい好きなんですよ。

 だからA社っすね!」



逆に論理的な思考があれば、どうなるか・・・



「B社を優先させます」



「なぜ?」



「なぜなら、理由は3つあります。

 一つ目は、売上の伸び率がA社と比べて、

 10%ほど高いからです。

 二つ目は、B社における我々のシェアが・・・

 三つ目は・・・」



「本当に?」



「本当です。このデータを見てください」



となるでしょう。



論理的とは、

人から「なぜですか?」と問われたときの答えが

客観的事実なのです。



客観的事実ですから、

誰からも否定されようのない内容になります。



事実、売上の伸び率で言ったらB社の方が、

A社より10%高い。





論理的ではない人は、

「なぜなら」の内容が主観的感情であるケースが多い。



論的的でない人の判断の基準は、簡単に言えば、



「好きだからこうしたい」、

「嫌いだからやりたくない」、

「楽しそうだからやりたい」、

「悔しかったから何とかしたい」、



という感情です。



仕事において感情を挟まずに

やらなければならないとは思いません。



上記の例でいえば、



「確かに、売上の伸び率やシェアから言えば、

B社を優先させるべきなのはわかります。

でも、どうしてもA社に恩返ししたいんです」



的な熱さも仕事には必要なときがあるでしょう。



モチベーションって、

そんなことから湧いてきますから。



論理的思考が仕事では求められますし、

情緒的思考もときに必要。



さらに論理的、情緒的思考に

水平思考を合わせる。



これらの思考パターンを併せ持ち、

使い分けができる人材が、

今後のビジネスには

求められるのではないかと思うのです。



水平思考とは何か?



英語で言うと「ラテラル・シンキング(Lateral Thinking)」。



Wikipediaには、こう書いてあります。



『問題解決のために既成の理論や概念にとらわれず

アイデアを生み出す方法である。

エドワード・デボノが1967年頃に提唱した。



デボノは従来の論理的思考や分析的思考を

垂直思考(Vertical thinking)として、

論理を深めるには有効である一方で、

斬新な発想は生まれにくいとしている。



これに対して水平思考は多様な視点から

物事を見ることで直感的な発想を生み出す方法である。』





難しい・・・



ということで、事例をご紹介したいと思います。



今ヒットしている商品で、こんなのがあります。



「手巻き食パン」



焼きあがった食パン1斤を長く、そして薄く

スライスした食パン。



従来は正方形にスライスするところを

長方形にスライス。



スライスする方向を変えただけです。



でも、これが巷ではヒット商品になっている。



この長く薄い食パンで

野菜やお肉、フルーツなどを巻いて食べる

というわけです。



これ、論理的に考えていたら、

なかなか出てこない発想だと思います。



開発のきっかけは「ひらめき」ですから。



で、何から閃いたか、と言えば、

『 手巻きずしの海苔』

かららしいのです。



手巻きずしの海苔の使われ方を

パンに水平にずらして考えてみたら、

この手巻き食パンが生まれたと。



なるほど、と思います。

まさに水平思考です。



こんなのもあります。



またまたパン関連ですが、



「薄くスライスした羊羹(スライスようかん)」



亀屋良長:http://item.kameya-yoshinaga.com/post_1532/



羊羹の需要減に悩む羊羹製造会社が発案した商品。



パンに載せてトーストすると、

小倉トーストになるとのこと。



ヒントは、この羊羹メーカーの社長(女性)の

お子さん(小学低学年)が、言ったこの一言だったそうです。



「ママ、パンにあんこ塗って」



ビンに入っているあんこをパンに塗ろうとしたら、

そのあんこが固くてなかなか塗りにくい。



で、思いついたのがスライスチーズ。



スライスチーズから羊羹への水平展開。



論理的に物事を考えているだけでは、

なかなかこうしたことは閃きません。



閃きを得るためには、どうしたらいいか?



常に「どうしたいいか?」を考えておく

ことではないでしょうか?



すると、突然何かがヒントになって、

面白いアイデアが浮かんでくる。



いわゆるセレンディピティってやつでしょうか。





論理的に考え、情緒的な熱さを持ち、

水平的な発想でアイデアを閃めかせる、

そんな仕事人になっていきたいものです。


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