コラム - 組織のルール

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組織のルール

居酒屋でやらかしました~現場の出来事を伝える仕組みがあるか?

今月は11日(月)と19日(火)で
姫路への出張がありました。

出張で何が楽しみって、
出張先でお酒が飲めることなわけです。

本当に緊急事態宣言が解除されてよかった・・・


移動での幸せ感もさることながら、
出張先で地元の料理をお酒を飲みながら、
堪能できる幸せ感はなんとも言えないものがあります。

今回の姫路出張でも、
居酒屋に入って地元の料理を頂きました。

が、事件は、その居酒屋で起こりました。

仕事を終え、帰りの新幹線に乗る前に入った居酒屋・・・


ひとりでテーブルに座り、

「生中と姫路おでんと刺身の3種盛り」

と注文。

生中が届き一人で乾杯!

「くぅ~、仕事を終えての生中は最高!」

刺身が届き、「こりゃ、旨そう!」と期待に胸を膨らませ、
テーブルの端に置いてある醤油皿を1つ取り、
醤油のビンを傾けたその瞬間!

どぼどぼどぼ~っと、

醤油が皿に注がれることはなく、
思いっきりテーブルの上にこぼれたのです。

「えっ、なに、なに?どうなってんの?どういうこと?」

一瞬、状況が全く理解できませんでした。

勘のいい方は気づいていらっしゃるかもしれません。

そうです、醤油皿にはラップがしてあったのです。

恥ずかしながら、そのラップに全く気づかず、
醤油を皿に注ごうとしてしまったわけです。

皴一つなく、きれいにラップされていて、
全くその存在に気付きませんでした。

何か手品のタネのような感じです・・・。

慌てて店員さんにお願いをし、おしぼりを持ってきもらい、
テーブルの上を拭き、何とか対処。

その際、言葉では、店員さんに
「申し訳ないです」と謝ってはいましたが、
内心「これはあかんやろ!」とつぶやいてました。

だってラップ、見えないんですから。

店員さんに尋ねました。

「今までに、同じように醤油をこぼしたお客さんって
いませんでした?」って。

店員さん曰く、

「一人もいません」

とのこと・・・(T_T)

この店にとって、私は初めての男だったわけです。


「本当かよ?」とこれまた心でつぶやきながら、
悪いのは粗相をしたこちらですから、
それ以上ツッコミはしませんでしたが、

一人ぐらいいたと思うんですよねぇ~。
同じ失敗した人。


ここで強く、強く思うわけです。

「この店員さん、この件について
店長さんに報告するだろうか?」と。


店員さん、20代前半の女性の方でした。
多分アルバイトだと思います。

飲食店に限らず、こうした現場で起こったことを
ちゃんと組織内で共有できる仕組みがあるかどうか、
それが組織力に繋がっていくと考えています。

もし、このお店の店長さんが、
アルバイトの店員さんに対してでも、

「どんな些細なことでもいいから、お客様から言われたこと、
ホールで起こったことはちゃんと報告するように」

と指示を出していたら、

そして、

その報告内容についてスタッフ間で共有し、
更には、そのことから改善策を考えあう仕組みが
できているとしたら・・・

きっとこのお店は改善が進んで繁盛店になっていくでしょう。

店員A:「今日のお客様で、刺身の醤油を
   こぼされた中年のおじさんがいました」

店長:「何があった?」

店員A:「刺身の醤油皿にラップ掛けてあるじゃないですか、
   それに気づかなかったらしいんですよ。
   アホですよね?」

店長:「お客様のことをアホなんて言わないの」

店員A:「でも、普通気付きますよね。
   今までにこんなどんくさい人いました?」

店長:「まぁいなかったわな。
   確かに今までいなかったかもしれないけど、
   そういうお客様もいるということだよ。

   ひょっとするとこれから同じような人が出てくるかもしれない。
   せっかくこうしたことがあったわけだから、
   何か改善するとしたらどうしたらいいか考えよう」

店員B:「それであれば、透明のラップの代わりに
   紙を乗せておくというのはどうでしょう?」

店員A:「それか『お皿は一番下からお取りください』と
    書いた紙をラップの上に置いておくのもありですかね?」


こんなやりとりができる場を作るだけです。

これだけの仕組み、それほど難しくなく作れると思うんですが、
でも、なかなかやれるお店や組織は少ない・・・。

時間がないだの、やらされ感でやることになるだの、
なんだかんだ言って・・・

良くないのは、今回の私のような事例を
「特別なこと」として「他にこんな失敗する人いないよ」と
切り捨ててしまうこと。

切り捨てたら、何も次につながりません。

ちゃんと共有して、改善策を出し合えれば、
組織は少しずつ改善が進み、
お客様により良い空間・サービス・商品を
提供できるようになっていくはずです。


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