コラム - 組織のルール

organizational

組織のルール

成果を出す組織は昼休みに●●をしている

今まで、おぼろげながら
感じていたことがあります。

社員の昼休みの過ごし方で、
その組織の雰囲気なり、業績なりが、
おおよそ判断できるのではないか、と。


それが、最近確信に変わりつつあります。


どう判断できるかと言いますと・・・

「雰囲気があまり良くない、
業績も芳しくない組織の社員は、昼休み、
スマホをやっているか、
もしくは寝て過ごしている。

逆に、雰囲気が良く、業績もいい組織の社員は、
昼休み、雑談をしている」


かなり偏った言い方かもしれませんが、
実際そうだなぁとも思うのです。



組織のおいて、仕事を離れて雑談するって、
ものすごく大事だと考えています。

それが昼の休憩のときにできるか、できないか、
そんな違いによって組織力が
変わってくる気がするのです。


例えば、私のクライアント先でも、
コンサルティングの合間の休憩中に
気楽な雰囲気で雑談をして、
盛り上がることがあります。


そうすると、クライアント先の社員さんが、
私に向かって、
「この前こんな研修を受けてきたんですが、
年代によって価値観がこんな風に
違うそうですよ」等と
話してくれたりするわけです。


組織で言えば、情報共有が
図られていることですよね。


また、話をする側からすれば、
自分の伝えたいことを分かりやすく伝える
訓練にもなるのではないかと思います。

雑談と言っても、友達との雑談では
ないわけですから。


さらに言えば、雑談だからこそ、
枠に囚われず、自由な発想ができて、
仕事のアイデアが閃いたりすることも
あると思います。


後輩社員からしたら、雑談しながら、
先輩社員に気楽に相談もできるでしょう。


経営学者の野中郁次郎先生は、
「会社の中で一番、発想が湧いてくるのは、
気軽に人と話ができる喫煙所だ」って
おっしゃってました。


ちなみに、昼休みに寝ている人が
多い会社は、概して節電のために、
消灯しているところが多いです。

確かに、節電のためというのは、
分かります。

分かりますが、それによって
雑談できる雰囲気がなくなるとしたら、
なんとももったいない。

消灯するのであれば、
雑談できる場を別に設けてもらっても
いいかなと思うぐらい。


なお、この時期(3月末から4月第1週)、
毎年4社の企業さんで新入社員研修を
担当させていただいています。


新入社員においても、昼休み、
スマホしてるか、寝てるか、雑談しているか
に分かれるんですが、

講師の目から見てても、
なんとなくスマホやっている新入社員より、
同期と談笑している新入社員の方が、
仕事できそうな気がしてくるから不思議です。


先輩社員や上司の方々には、こうした
「昼休みにスマホをしている新入社員」を
雑談の輪に引きずり込んでほしいですね。


大事なことなので、
最後にもう一度言わせてください、


「成果を出す組織は昼休み雑談をしている!」


カテゴリーに関連するおすすめ記事

この記事のカテゴリー から関連する記事を表示しています。

ハッシュタグに関連するおすすめ記事

この記事のハッシュタグ から関連する記事を表示しています。

経営課題を共に解決。

社内研修/コンサルティング依頼や
その他経営に関する様々なご相談は、
以下のお問い合わせフォームから
お気軽にご連絡ください。

お問い合わせ