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売れない時代に売る極意~「ガイアの夜明け」から①

本日、10月12日に放映されたテレビ東京「ガイアの夜明け」から。

タイトルは、「続・売れない時代に売る極意~異端児たちが仕掛ける仰天戦略」。


その中で紹介されていた「おかしのまちおか」の話を取り上げたいと思います。

この会社の成長の戦略は「徹底した現場主義」。

年商は132億円(2010年6月期)で、4年連続増収とのこと。


「徹底した現場主義」としては、例えば、

・10月1日のタバコ値上げの日には、店頭にケース入りにガムを大量に陳列。
 禁煙する人がガムを買うだろうとの思惑のもと。
 結果は通所の3倍のガムが売れた。

・各店舗が各々に商品を陳列している。
 1日10回は商品を並べ替えている。
 「今日は暑い」となれば、すぐに店頭のお菓子を片付けて、サイダーを並べる。

・各店舗でお客さまの声をしっかり聞く。
 お客さまの声を反映させて並べて「うまい棒」が大幅に売上げを伸ばした。

などなど。


正木宏和社長の談。

「常にスピード感というものを現場力で上げていかないと、
そのお客さまの消費につながらない」。





現場主義で現場に権限委譲するといっても、それを実現するのはなかなか大変なこと。

会社の方針の周知徹底、

現場を任せられる人材の育成、

仕入れから販売まで各店舗で運営できるだけの仕組みづくり、

顧客思考を徹底できる組織風土の醸成

などなど。

現場に権限委譲することが大変だからこそ、
現場主義が実現できているところは、それがコア・コンピタンスになるわけです。


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