ＮＰＯ法人日本を美しくする会が主催する「お掃除の会」に参加してきました。

5時45分に集合し、7時まで。

場所は、名古屋の錦三丁目。

総勢100名ほどはいたでしょうか。

早朝、大勢の方が集まって一斉に歓楽街を掃除するというのは、
なかなか趣があるものでした。

名古屋地区にお住まいの方はご存じでしょうが、掃除をした錦三丁目は、
中部地域随一の歓楽街です。

早朝といっても、というか、早朝だからというべきなのか、結構な人がいるわけです。

ホスト系の人や、一晩中遊んで家に帰らなかった若者たちなどなど・・・。


一番、趣があったのは、

一生懸命掃除をしている人たちのすぐわきで、

金髪のホストのお兄ちゃん（20代）が、
50歳ぐらいのおばちゃん（たぶん、いや、間違いなくそのホストの客）

に向かって、「どうしてくれるんだぁ！あぁ！」ってどなり散らしているコントラストでした。



早起きして、心清らかに掃除している人たちと、
ホストに怒鳴られて、涙流して、ごめんなさいと言っているおばちゃんと・・・。

錦での早朝掃除でしか味わえない、人間模様のやるせなさの構図がありました。


ホストもなかなか大変な商売です。
きっと次に会う時にはそのおばちゃんに優しくするのでしょう。


ちなみに、子供たち（8歳、5歳）も「夏休みの思い出」ってことで、連れていきました。


最初は朝早いですし、気乗りしていない感じでしたが、
掃除をし始めると、「たばこ、ここにも」とか「パパ、ここにゴミあるよぉ～」とか、
楽しそうにやってくれてました。

ただ、掃除をして、感動ってとこまではいかなかったようですし、
また掃除しようね、ってこともありませんでした。