本日は、若手営業マンを対象として、「マーケティング」について
研修を行ってきました。

マーケティングといっても、あまり小難しいことではなく、
身近にあるマーケティング事例を取り上げて、それに若干の理論的背景を
伝えるというものです。

たとえば、サントリーがハイボールで若い女性をターゲットにして、酎ハイ市場に挑んでいる。

これは、マーケティングの理論における「新市場開拓戦略（アンゾフの成長ベクトル）」とか。

白馬スキー場で、外国人客を対象に、温泉の入り方の無料パンフを配布している。

これは、マーケティングの４Ｐで言うと、何に当たるか？

レンタルＤＶＤ屋さんでレジ横にポテトチップスとかじゃがりことか、スナック菓子が置いてある。

売上の公式は、売上＝客数（新規客数＋既存客数）×客単価（商品単価×買上個数）だが、
この事例でいえば、このうちのどれを高めようとしているものか？

などなど・・・。


（なんかこうやって書くと小難しく感じるなぁ・・・）

でも、大切なのは、これらの事例を分析することで、自分たちの周りにある
さまざまなマーケティングの事例に気付けるようになること。

さらに、その本質を見抜き、自分たちの営業活動に活かせるようになることです。

ちなみに、レンタルＤＶＤ屋の事例で、
「お客様が借りたＤＶＤを、自宅で見ているシーン（商品の使用シーン）を
思い浮かべて、スナック菓子以外に、どんなものを置いたら、
お客様に喜んでいただけそうですか？」
と問いかけたところ、

「ティッシュ！」

と元気よく答えられた方がいました。

「下ネタかよ！いわせねぇ～よ！」

※これは、今日の研修の受講者ではなく、以前同じような研修に参加された方の発言です。

今日の方々は、まじめな（？）方ばかりで、

「映画のパンフレットとか、映画について解説した文書」って
答えられていました。

うん、これは面白いアイデアですね。使えそうです。