コラム - 経営者へのラブレター

love_letter

経営者へのラブレター

中畑監督、それを言っちゃあいけません!

プロ野球が開幕して、2週間が経ちました。

今年は、中日、DeNA、阪神、日ハムの4球団が新監督になり、

どんな采配を振るうのか、楽しみなところです。


特に中日は、私がファンなだけに気になります。

落合前監督が強いチームを作り上げていたので、

高木新監督の元、選手がどんな動きをするのかという興味もあります。

ただ、またあの「弱い中日」に戻ってしまいそうで、

寂しい感じではありますが・・・。


あと個人的に注目しているのは、DeNAの中畑監督ですね。

オープン戦では、11勝6敗と12球団中3位の好成績でした。

あのプラス思考の中畑監督の影響で選手がどう変わるのか、

こちらも関心が高いです。


本日は、その中畑監督についてお話をしたいと思います。

4月4日、中畑DeNAは昨年のセ・リーグ覇者中日と対戦しました。

結果は、4対0で中日の勝ち。

で、翌日(4月5日)の新聞に中畑監督の

以下のコメントが掲載されていました。


「まだ力がないなあ。手も足も出なかった」

(日本経済新聞から引用)


う~ん、中畑監督には、

正直こういうコメント言って欲しくなかったですねぇ。


チームのリーダーが発した言葉は、

メンバーの心に大きな影響を与えます。

中畑監督のこのコメント、

選手の心理面にどんな影響を与えたでしょうか?


こんな暗示をかけることになってはいないでしょうか?

『確かに手も足も出なかったなぁ・・・。

やっぱりまだまだ俺たち力不足なんだ。

今年も勝てないんだろうなぁ』って。


こんな暗示をかけられてしまったら、

きっと持っている力を出し切れなくなってしまうでしょう。

ましてや実力以上の力なんか出せません。


言うのであれば、開幕前です。

開幕前であれば、その力不足のところを

どんな練習を積めば、少しでも埋められるのかを

考えて、取り組むことができますから。


チームのリーダーは、いい意味でのマインド・コントロールを

メンバーにしていきたいものです。


ちなみに、もし、落合前中日監督なら、

こんなときどう言っていたでしょう?


もちろん私の推定でしかありませんが、

こんな風に言っていたのではないかと思います。


「(昨年の覇者)中日と初めて戦ったが、

思ったほど力の差は感じなかった。十分互角に戦える。

俺が言うんだから間違いない」。


もちろん、現実を直視せずに、単なる根拠のないプラス思考であっては

説得力もありません。

が、「キャンプであれだけ練習したんだから」など、

少しでも根拠を示しながら、

選手が実力以上の力を発揮できるような言葉を

リーダーが使うことは大切なことです。


なお、中畑監督が、先発した国吉に対しては、

「らしくなかったが、悪いなりに2失点に抑えたのは評価できる」

と言っていたのがせめてもの救いかもしれません。



<PR欄>

「営業チーム変革ショートセミナー

~脳心理学に基づく商談スキルと仕組みで、売上に悩まない営業チームを作る!」

・日時:5月24日(木)午後6時から7時半

・会場:ウインクあいち(名古屋駅前)

※当日はセミナーと併せて弊社の「営業チーム変革プログラム」の

導入説明会(30分ほど)も予定しております。

・参加費:無料
  (ただし、ショートセミナーのみご参加の方は5,000円(税込)とさせていただきます。)

詳しくはこちらからご覧ください。

 → http://ui-kpc.com/index.php?go=sM614u

 ※ 定員20名限定


この記事をシェアする

カテゴリーに関連するおすすめ記事

この記事のカテゴリー から関連する記事を表示しています。

ハッシュタグに関連するおすすめ記事

この記事のハッシュタグに関連する記事が見つかりませんでした。

経営課題を共に解決。

社内研修/コンサルティング依頼や
その他経営に関する様々なご相談は、
以下のお問い合わせフォームから
お気軽にご連絡ください。

お問い合わせ