コラム - 経営者へのラブレター

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経営者へのラブレター

結果を出せないリーダーとは・・・

先日(4月11日)のブログ記事で、

日本マクドナルドの原田社長が言っていた、

「組織変革成功のカギは業績」との発言を受けて、

組織のトップは結果にこだわらなければいけない、

トップが結果にこだわらなくなったら結果は出なくなる、

とお伝えしました。


「結果にはこだわらなくていい、

結果に至るまでのプロセスにこだわるべき」、

と言われることがあります。

確かに、プロセスとして、何をどうするのかに

こだわることは大切です。

が、個人的には、組織のトップ、部門のトップは、

結果にこだわる必要があると考えています。


実は、このことに関して苦い経験があります。

1年ほど前、私はある組織のリーダーに任じられました。

それまでのチーム状態、目指すべき目標などを鑑み、

リーダーとして、チーム方針を

「やるべきことを当たり前にやれるチームになる」としました。


そのうえで、メンバーには、こう言っていました。

「結果にはこだわらなくていい、やるべきことを共有し、

そのやるべきことがちゃんとできるチームにしていこう」と。


だからといって、リーダーである私が、

結果にこだわっていなかったわけではありません。

思いっきりこだわっていました。

もし、結果目標が達成できなかったら、

引責する、と密かに誓っていました。


しかし、メンバーに対しては、

「結果にこだわらなくていい」と言っていたのです。

その結果、やはりより良い結果は出せませんでした。


確かに、期間を区切り、やるべきことを共有し、

やるべきことをやれるチームに近づいたとは思うのですが・・・。

結果は・・・。


4月11日のブログ記事でもお伝えしたとおり、

結果責任は、組織のトップにあります。

その結果を出すためにやるべきことをやると言う行動責任は

メンバーにあります。


ですから、結果にこだわらないと言った方が、

メンバーにとっては正解のはずなんです。

が、どうしてもそうなると結果が伴わなくなってしまう。


では、なぜ、トップが結果にこだわりつつも、

メンバーに対して「結果こだわらない」と言ってしまうと

結果が伴わなくなるのか?


やるべきことをしっかりやれるチームであれば、結果が伴うはずです。

でも、そうならない。

なぜか?

これ以上、書くと少々長くなりすぎてしまいますので、

本日は、ここまでにさせていただきます。

明日のブログ記事にて私が考えていることをお伝えします。


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