もしもあのとき、この力があったなら・・・。
10年少々前のことですが、
以前、勤めていた会社で、
かなり大きなプロジェクトの事務局を任されたことがあります。
プロジェクトの詳細についてここでは書きませんが、
そのプロジェクトの仕事をしていた頃を思いおこすと、
今でもつくづく思うことがあります。
「あのとき、もし自分に今のこの○○力があったなら、
もっと凄い成果を出せていたのではないか?」と。
今の自分だったら、もっとこうしていた、
もっとこんなこともできていた、とつくづく思えるのです。
●その能力とは・・・。
その能力とは、
「会議の議事進行役として、議論を促し、結論に導く力」
です。
ファシリテーション力ともいわれます。
そのプロジェクトでは、十数社の名だたる企業の管理者の方々が集まって、
頻繁に会議を行っていました。
多い時では、週に3、4回行なわれていたと思います。
事務局として、毎回その議論に立ちあうわけですが、
もし、今の自分であれば、その名だたる企業の方々から
あの当時よりもはるかにうまく意見引き出し、
しっかりと結論をまとめて行くことが
できたのではないかと思うのです。
残念ながら、その当時は、この能力が全くありませんでした。
ですから、場を仕切って、よりよい結論に導くことは・・・
できませんでした。
●日本を変えられていたかも
そのプロジェクトは非常に大きなインパクトを産業界に
与えるということで当時はそれなりに注目されていました。
ということは、もし、事務局の立場ではありましたが、
せめて今のレベルででもファシリテーションのスキルが使えていたら、
日本の産業を変えられていたのではないか、と誇大妄想的にも
思えてしまいます。
それぐらいファシリテーション能力には大きな力がありますし、
それぐらい議論の場をより効果的なものにすることには、
仕事をするうえで大きな意味があることなのです。
●会議を成果の出る場に変える
会議を成果の出る場にしていければ、
仕事の成果も大きく変わります。
10数年前の私が、できなかった「会議で成果を出す」ということ。
これをもっと多く方に実現していただきたいと思っています。
近々、宇井さんに、その会議で成果を出す方法を
とある方法で、お伝えしていこうと考えています。
(今回は、会議の中でも営業会議に特化した内容にしました。
が、営業会議以外にも参考になる内容です。)
まだ、はっきりとはお伝えできませんが、
自画自賛しているような内容になっています(笑)。
それで、いても立ってもいられなくて、
こんなブログ記事を書いてしまったというわけです・・・。
詳細については、改めてご案内させていただきます。