コラム - 経営者へのラブレター

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経営者へのラブレター

なりたい自分を演じてみる~演技力の差がギャラの差

芸能界でいえば、演技のうまい俳優さんや女優さんは、ギャラが高いですよね。

では、ビジネスの世界ではどうでしょう?


私は、芸能界もビジネス界も同じではないかと思っています。

そう、ビジネスの世界でも演技力の高い人は、ギャラが高い。


といっても、なにかウソをついて、それがバレないようにするなんてことではありません。


管理者研修なんかでもたまにいうんです。

部下に対して、「助かってる、ありがとう」って、演技でいいから言ってみてなんて。

もちろん、そこで、部下に

「この人、演技っぽいわぁ。どっかで管理者研修でも受けて、

言えって言われただけじゃないの?」って、

見透かされてはいけないわけです。


たとえ、心から「助かっている」って思ってなくても、迫真の演技ができるかどうか。

その演技力が高ければ、きっと役者さんと同じで、周りからも高い評価を受けて、

もらえる金額も増えていくのではないないでしょうか?


それと、これはすごく大事なことなんですが、

はじめは演技かもしれないけど、それが本当の自分になっていったりするものです。


1月26日のカンブリア宮殿に出演したアニコムホールディングス 社長の

小森 伸昭(こもり・のぶあき)氏が番組の中で、こんなことを語っていました。

朝礼で、ちょっと風変わりなロールプレイングを行なっていて、その理由を

司会の村上龍から問われたときの返答です。

…………………………………………………………………………………………

確か、堺正章さんだったと思うんですけど、

手品の映画を撮ったときの回顧みたいなことをされていて、

『僕(堺正章)はもともと手品なんか一切できなかったんだ』と。

ただ、お芝居で3秒だけカードを広げるところを撮らせてくださいと言われて、

3秒広げられるようになった。

次は5秒広げてください、6秒広げてください、

で一本映画を取り終えるとちょっとした手品ができるようになっちゃった。

だから役者はやめられませんわ、みたいなことを言っていた。

そうかと、僕(小森氏)も社長なんかやったことなかったわけです。

まともな社長が演じられるのは、一日に当時3秒しかなかったわけですよね。

でも、3秒だけは、とりあえず演じてみよう、で、次4秒やって、5秒やってみよう、

ようやく1日、社長らしい、たとえば振る舞いであったり考え方であったりを

身に付けられるようになった。

一足飛びですぐなれませんけど、「真似ぶ」と言いますよね。

「真似」していくと必ずなりたい自分になれる。

それは行動しないとダメじゃないですか、はじめは演じてもいいから、やってみよう。

なりたい自分に変われる練習をしようというのが、

あのロールプレイの一番初めのきっかけでした。

(以上)

…………………………………………………………………………………………

本当に、その通りだと思います。

「なりたい自分」になりきって、それを演じてみる。

立派な社長になりたいのであれば、立派な社長になりきって演じてみる。

売れる営業マンになりたいのであれば、売れる営業マンになったつもりで、

それを演じてみる。


私も、『デキるコンサルタントってこんな時どんな言動するだろう』、と

“デキるコンサルタント”を演じていきたいと思います。

それがきっといつか“本当の自分”になることを信じて。


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