まさか、実は北風が先勝していたなんて・・・。
11月1日のブログで、
「北風と太陽の物語で、北風が勝つとしたら、どうしたらよかったでしょう?」
という内容の記事を書きました。
『「北風と太陽」、北風が勝てたとしたら』
私なりの意見は、翌日11月2日の記事に書いてありますが、私のメルマガ読者の方々からも
いろいろなご意見をいただくことが出来ました。
本当にありがとうございます。
ブログへの掲載の許可をいただきましたので、
本日のブログに掲載させていただきます。
ちなみに、多くの人が知っている話は、こちらだと思います。
↓
「北風と太陽」
が、なんと!
ネットで北風と太陽について調べていたら、実はこんな話があったんですね。
最初の勝負は帽子を脱がした方が勝ち!?
まさに自分に有利なルールじゃないか! まさか北風が勝っていたなんて・・・。
↓
北風と太陽、別の話
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● 株式会社M Mr.189cm
北風と太陽の話、おもしろいですね。
私も考えてみました。
ブラジルの話としました。
南半球なので、北風は暖かさをもたらしてくれますよね。
さらには、真夏のブラジルの話としてみると、
そんな暑い日にコートを着ているような、
異常な人間を相手にすることがナンセンスであり
戦いそのものを無意味であると、太陽と合意する。
「戦う場所と時間を変える」観点で考えてみました。
● 株式会社G S.Gさま
『北風と太陽』の話・・・う~んと唸りたくなるようなお話です。
「北風」と聞けば、誰もが強風で寒いとしかイメージが涌きません。
では、風速何メートルで温度は何度という定義は有りません。
最初は猛烈な気温(例えば零下45度とか、風速100㍍/秒)で登場しましょう。
旅人は絶対に「マント」は脱ぎません。ますます凍えてゆきます。
それから除々に気温を上げてゆき、風速も並の程度まで抑えます。
「マント」を脱ぎたくなるのではありませんでしょうか?
普通の服装でも過ごせる様になるのではないでしょうか。
辛いことが続くときにはじっと防衛と我慢をしますが、
和らいでくると、今まで以上に緩慢になるのでは?
私の私見です。
● T株式会社 H.Hさま
考え付いたことに付いて述べさせて頂きます。
① 北風が負けたのではなく太陽に花を持たせたのです。
太陽は全ての人々が崇拝するもので、負けはないのです。
北風の吹き荒ぶ寒い冬を想像してみたら、そこに日が照っていても寒くてマントは
脱がないでしょう。北風は吹き止み、寒さを無くしてくれたのです。
北風に感謝!
② 北風が勝つ方法
(1) その場所に温泉を
旅人は寒くて服を脱いで温泉に入るでしょう。
熱燗が有り、布団が有り、出来れば若い女性が・・・・
(2) 旅人が強い精神力(心)を持ち続ける(マントは絶対脱がないぞ)
『♪-北風吹き抜く寒い朝も心ひとつで暖かくなる~♪』
暖かくなればマントを脱ぐでしょう。
苦難に負けないと言う強い精神を持ち続けること
心頭滅却すれば火もまた涼しいの逆です
③ 北風が負けない方法
マントを脱がせたら勝では無く、逆の発想でマントを脱がせなかったら勝ち
とすれば風同士(南風・東風・西風・・・)がベクトルを合わせて北風を支えたら
氷河期となり旅人は永遠にマントを脱ぐことはないでしょう
こんな考えどうですか?
● 株式会社I T.Hさま
私の案は、コートを凍らせるくらいの冷たい北風になって
コートを脱がせるという答えを考えてみました。
そのあと答えを拝見しました。
なるほど。
最近、会社の研修でパラダイムシフトについて教えてもらったのですが
それに似た感想をもちました。
● E株式会社 T.Tさま
北風と太陽の話ですが、
まず、自分があやふやな事しか知らなかった、あるいはいいかげんな記憶しかなかった
という事を知る機会になりありがとうございました。
何を知らなかったかというと・・・
私は、「北風と太陽」の物語は、北風と太陽が”旅人のコートを脱がせる”競争を
始めたところから話がはじまっていると思い込んでいました。
その前に、”力比べをしよう” という前段があったのを知らなかった、
あるいは覚えていませんでした。
従って、宇井さんの回答例 ”ルールを変える” という事がピンときませんでした。
何か変だなー と思って、「北風と太陽」の話をインターネットで調べてみて、
”力比べをしよう”というところから話が始まっていることがわかり ”納得”。
ということであれば、雨を降らせたほうが勝ち、紅葉した葉っぱを早く落としたほうが勝ち、
・・・などいろいろあるでしょうか。
● G大学 T.Hさま
「北風が勝つとしたら・・・」考えてみました。
少し無理な発想かもしれないですが「北風の友達の南風を呼ぶ」のは・・・・・。
現在、私が関係しています鍛造プレス金型製造会社がありますが、
「戦うルールを変える」は参考になりました。
非常に職人技術を持っている会社なんですが、高い付加価値の付け方に
大変苦労しています。
しかしながら、「自分に有利な土俵で戦えるようにする」には難しい気がしていますが・・・。
この辺が宇井さんの出番になるんでしょうね。
● S株式会社 S.Dさま
距離感に着目しました。
人 :地球上に存在する
北風 :地球上に存在する
太陽 :地球から遠く離れている
これを、顧客、現場担当、司令塔 に当てはめてみました。
現場担当と司令塔は同じ企業内の人間。
ただ、近い関係は、実は、「顧客と現場担当の関係」なのでは?と考えました。
人と北風が会話することで、新しい物を創造することが可能です。
そこから”北風が人に”「勝たせてもらう」仕組みを構築すれば、きっと太陽に勝てます。
今夏「U理論」なるものを学びました。その理論のStep4の感覚で上記を導きました。
「北風が勝たせてもらえる仕組み」は、私が思う答えは「ニーズ」です。
シンプルな答えですみません。
でも、これ、すごくベーシックで大事な部分です。
いくら本部 (太陽) から「これを提供しろ!」と現場に指示が下りても、
顧客 (人) が受け入れなければ、勝負には勝てません(=売り上げ、顧客満足度)。
現場に近い者 (北風)が、いかに顧客からニーズを聞き出すか、
そこだと思います。