コラム - 経営者へのラブレター

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経営者へのラブレター

どうしたら仕事を好きになれるか?

どうしたら仕事って好きになれるんでしょう?

管理者の方々は、自分自身のことよりも、

どうしたら部下が仕事を好きになってくれるだろうと、

頭を悩ますこともあるのではないでしょうか?

仕事が好きになってくれれば、

モチベーションを高めるために腐心しなくてもいいですしね。


昨日、とある企業(サービス業)で「全社員研修」の

講師を務めてきました。

いろいろなお題を出して、

それについてグループで討議をしてもらう時間が長かったので、

講師というよりは、

ファシリテーターといった方が正解かもしれません。


いろいろな討議の中から、

自分たちのお店に取り入れられる方策を考え出していただきました。

チームワークを高めるための方策や、

お客様に喜んでいただける方策などなど・・・。


その中で、チームワークを高めるためには、

「やっぱり、みんなが仕事を好きになることが必要」という

意見が出てきました。


なるほど、みんなが仕事を好きになれば、いい雰囲気は作れそうですね。

で、冒頭での質問です。

「では、どうしたら好きになれるのでしょうか?」。


少し話は変わりますが、

私の息子(小2)が最近ちょっと変わってきたんです。

何がかというと、ピアノを習っているんですが、

ピアノへの取り組み姿勢が、変わってきたんです。

練習量が、見違えるほど多くなっています。


ピアノを習い始めて5年目になるんですが、

今まで、一度だって自分からピアノに向かうことはありませんでした。

うちの嫁からは、いつも言われていました。

「いつ練習するの?」「今日はどれだけやったの?」って。

で、いつも怒られていました。

「なんで、ちゃんと練習しないの!」って。


それがなんと、ここ1週間ほどは、朝起きてすぐにピアノを弾いたり、

自分で率先して練習をしてたりするんです。


何が変わったか。

ピアノが少し上手に弾けるようになってきたんです。

それを先日のレッスンで、ピアノの先生がかなり高く評価してくれたらしく、

それがきっかけになっているようなのです。


以前はいやいやピアノに向かっていたのが、

「好き」という感覚が芽生えてきたのではないかと、そんな気がします。

若干淡い期待も交じっていそうですが・・・。


この息子の事例をヒントにするとしたら、

仕事を好きになるには、次の2つが必要になるのではないでしょうか?


一つは、仕事がうまくなること。

好きこそものの上手なれ、という言葉がありますが、

そうじゃないですね。

好きだから上手になるのではなく、上手にできるから好きになれる、

ってことかもしれません。

ある程度できるようにならなければ、楽しくないですもんね。

昨日の参加者の方もいってました。

「ゴルフも下手になるとだんだん嫌いになる」と。


仕事がうまくなるためには、

自分自身の努力と上司のサポートが必要にはなるでしょう。


それともう一つのポイントは、

「上手になったことを誰かに認めてもらうこと」ですね。


うちの息子がすごい努力したとはあんまり思えませんが、

ピアノの先生のサポートの元、それなりに頑張って、

その結果を褒めてもらえたことがよかったのだろうと思います。



あれ?息子は既に起きていますが、

今朝はまだピアノの音が聞こえてきません・・・。


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