コラム - 人材育成のルール

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人材育成のルール

拍手とブーイングでゴールを目指す!

●管理者研修でのワーク

以前、管理者研修でよくやっていたワークです。

(最近は、あんまり管理者研修ではやってません。

今年、久しぶりの新入社員研修でやりましたが。)

ちょっと想像しながら、読んでみてください。


研修参加者の中から部下役として一人を選びます。

その人には、研修会場の外へ出てもらいます。

その間に、会場に残った人で、部下役が会場に戻ってから、

「行ってほしい行動」を一つ決めます。

例えば、「ホワイトボードに字を書く」とか、

「電気のスイッチをOFFにする」とか、「カーテンを閉める」とか、

会場内でできることならなんでもOKです。


またもう一人、上司役も選びます。

上司役は、部下役の人が、会場に戻って、

「行なってほしい行動」に辿り着くようサポートします。

ただし、サポートの仕方としてできるのは、

拍手と「ブゥーーー」というブーイングのみ。


その拍手とブーイングを使って、

次の3つのパターンで上司役は支援をします。


まず一つ目は、「拍手しかできないパターン」。

例えば、「ホワイトボードに字を書く」が、

部下役に「行ってほしい行動(ゴール)」であった場合、

部下役が、ホワイトボードに近付けば、

上司役は、「拍手」をすることができます。

それ以外は、なにもできません。

とにかく、ゴールに近づいているときのみ「拍手」ができます。


二つ目は、「ブーイングのみのパターン」。

ホワイトボードに近付いていても、拍手はできません。

遠ざかってしまいそうなときには

「ブーー、ブゥーー」とブーイングをします。


最後は、ゴールに近づけば、拍手ができ、

遠ざかればブーイングもできるパターン。

この中で、一番早く、ゴール(やってほしい行動)に辿り着くのは、

どのパターンでしょう。


「拍手もブーイングもできるパターン」です。


褒められるだけ、叱られるだけよりも、

その両方が、あった方がゴールには辿り着きやすいのです。


「拍手のみ」、「ブーイングのみ」は、

それほど時間的に差はありませんが、

部下の気持ち的には、「拍手のみ」の方が進みやすい感はあります。


●プロフェッショナル佐藤義則コーチのこだわり

先日(4月23日)のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に

楽天イーグルス投手コーチの佐藤義則氏が出ていました。

その中で、佐藤コーチが言っていた言葉。

………………………………………………………………………

「ダメなものはダメ、いいものはいいって、

はっきり言ってやらないと。

選手が迷っている中で練習してもよくないってことだよね。

選手に好かれても意味はなくはないければども、

それは重要じゃないと思う。

選手に嫌われて注意しながら、叱るところは叱る、

褒めるところは褒める。

選手に好かれようとやってるコーチは、俺は厳しく言って、

いらないと思ってる」

………………………………………………………………………

私も、コンサルタントとして、

クライアント企業が迷いなく進んでいけるように、

いいものはいい、ダメなものはダメと、

はっきりフィードバックをすることを肝に銘じておきます。


●管理者研修でのワーク

以前、管理者研修でよくやっていたワークです。

(最近は、あんまり管理者研修ではやってません。

今年、久しぶりの新入社員研修でやりましたが。)

ちょっと想像しながら、読んでみてください。


研修参加者の中から部下役として一人を選びます。

その人には、研修会場の外へ出てもらいます。

その間に、会場に残った人で、部下役が会場に戻ってから、

「行ってほしい行動」を一つ決めます。

例えば、「ホワイトボードに字を書く」とか、

「電気のスイッチをOFFにする」とか、「カーテンを閉める」とか、

会場内でできることならなんでもOKです。


またもう一人、上司役も選びます。

上司役は、部下役の人が、会場に戻って、

「行なってほしい行動」に辿り着くようサポートします。

ただし、サポートの仕方としてできるのは、

拍手と「ブゥーーー」というブーイングのみ。


その拍手とブーイングを使って、

次の3つのパターンで上司役は支援をします。


まず一つ目は、「拍手しかできないパターン」。

例えば、「ホワイトボードに字を書く」が、

部下役に「行ってほしい行動(ゴール)」であった場合、

部下役が、ホワイトボードに近付けば、

上司役は、「拍手」をすることができます。

それ以外は、なにもできません。

とにかく、ゴールに近づいているときのみ「拍手」ができます。


二つ目は、「ブーイングのみのパターン」。

ホワイトボードに近付いていても、拍手はできません。

遠ざかってしまいそうなときには

「ブーー、ブゥーー」とブーイングをします。


最後は、ゴールに近づけば、拍手ができ、

遠ざかればブーイングもできるパターン。

この中で、一番早く、ゴール(やってほしい行動)に辿り着くのは、

どのパターンでしょう。


「拍手もブーイングもできるパターン」です。


褒められるだけ、叱られるだけよりも、

その両方が、あった方がゴールには辿り着きやすいのです。


「拍手のみ」、「ブーイングのみ」は、

それほど時間的に差はありませんが、

部下の気持ち的には、「拍手のみ」の方が進みやすい感はあります。


●プロフェッショナル佐藤義則コーチのこだわり

先日(4月23日)のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に

楽天イーグルス投手コーチの佐藤義則氏が出ていました。

その中で、佐藤コーチが言っていた言葉。

………………………………………………………………………

「ダメなものはダメ、いいものはいいって、

はっきり言ってやらないと。

選手が迷っている中で練習してもよくないってことだよね。

選手に好かれても意味はなくはないければども、

それは重要じゃないと思う。

選手に嫌われて注意しながら、叱るところは叱る、

褒めるところは褒める。

選手に好かれようとやってるコーチは、俺は厳しく言って、

いらないと思ってる」

………………………………………………………………………

私も、コンサルタントとして、

クライアント企業が迷いなく進んでいけるように、

いいものはいい、ダメなものはダメと、

はっきりフィードバックをすることを肝に銘じておきます。


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