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考えること、差別化することへの執念~未来工業 山田相談役

昨日(2011年1月20日)テレビ東京で放映された「カンブリア宮殿」から。

ゲストは、未来工業の山田相談役。


山田相談役の話は、講演会で聞いたことがあり、
「ぶれない信念を持った人」、「人と違うことをすることに執念を持った人」という印象があったが、
今回の番組を見て、改めてその思いが強化された。


経営者に必要なのは、徹底的なしつこさなんだろうと思う。



山田相談役が番組の中で言っていたこと。

「未来工業は、4人から始まった。そのとき相手は何万人だよ。
同じものを作って、どちらが売れるか。

これはもう間違ったってブランドが売れるじゃない。

そのときに「これを使ったらものすごく簡単に使えるなぁ」、「安く使えるなぁ」、「早く使えるなぁ」
というような工夫をしたい。

その工夫を未来工業では差別化という言葉で使うけどもね。

要するに工夫なんだよ」。


「一番大事なことは、会社っていうのは、要するに給料払うんだけども、
給料ってのは、会社が払うんじゃない。社長が払うんじゃない。

てめえで分け前もらう、稼いだ金を。

稼がなかったら自分達の分け前が減る。

分け前いらなかったら、サボっていいよ、こうなるわけよ。

分け前ほしかったら、いろいろ考えて頑張れや」。


未来工業の社是は、「常に考える」。


これを徹底的に浸透させて、行動につなげるために、あらゆることをしつこく行っている。

「考えるため」に残業しない、「考える癖をつけるため」に紙などの節約を徹底する、
「考える癖をつけるため」提案1件に対して内容問わず500円を支給する、などなど・・・。


以下は、番組内での社員の言葉。

「考えることを訓練する。
それを癖にするとですね。いざというときに早くいい結論を見出すことができるようになる。
他の人には見えない部分が見えてきたりするんでしょうかね」。



こんな組織を創出する支援をしていこう、改めて心に誓うことができた。

(ちょっとだけPR!

差別化は、中小企業の常套戦略。

その差別化を図るには、社員一人ひとりが考えることが大切。

その考える風土を作るプログラムがあります。

組織風土はパソコンでたとえればOS。
どんなに新しい戦略、戦術を載せてもOSが古ければ機能しない!

組織風土変革6ヶ月プログラムはこちらから→http://ui-kpc.com/index.php?go=7P4lQd



最後に、山田相談役の話を聞いていると、
どうしてもビートたけしの顔が浮かんできてしまうのは、私だけだろうか?


追伸:
番組内で紹介されていた「カンブリア流経営のキーワード」

・社員にやらされ感がない
・現場社員が自立し、判断
・ノルマ、残業なし
・徹底的な効率化
・「ないモノがない」品揃え


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