「赤字が続いています。どう回復させますか?」「〇〇です」
2011年5月23日の日経MJより。
ファミレスの「デニーズ」などを展開するセブン&アイ・フードシステムズの社長に
私が憧れている経営者、大久保恒夫氏が就任した。
大久保氏は、いろいろな企業の業績回復で手腕を発揮してきた経営者。
セブン&アイ・フードシステムズは、デニーズの苦戦で営業赤字が続いている。
「トップの戦略」欄でのインタビュー記事。
インタビュアー:「御社は赤字が続いています。業績をどう回復させますか?」
大久保氏:「挨拶です。」
とにかく、この大久保氏、社員の挨拶を大事にしている。
ただ、だからといって、どこのお店でも「挨拶」を推奨することで、
業績が回復するとは限らないだろう。
なぜか?
表面的に「挨拶」を推奨するのではなく、その「心」までも伝えていかなければならない。
大久保氏の次の言葉にそれが表れている気がする。
「現場で、『あなたの仕事は料理を運ぶことではなく、客に喜んでもらうことだよ』と伝えるのが大事です。