コラム - プレゼンのルール

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プレゼンのルール

説明が下手な人は、「~●●」が多い

人に何かを説明するのが
上手な人っています。

逆に、説明が下手な人もいます。

何を言いたいのか、
分からないって言うような・・・。

今回は、人への説明が
上手な人と下手な人の違いについて
お伝えしたいと思います。

口頭で伝えるだけではなく、
文書で伝えることも含めて・・・。


まがりなりにも、
講師という仕事をしていますので、
人にものを伝えることに関しては、
それなりに自分でも工夫を
しているつもりではあります(^_^;)


人に物事を伝えるのが上手な人と
下手な人の違いには、様々なことが
挙げられます。

準備の仕方、声の出し方、話の構成(流れ)、
言葉の区切り方等など・・・

が、下手な方の説明を聞いていて
つくづく思うことがあります。

そういう方に共通しているのは、
話しの中にこれが多いんです。


「ので」。


例えば、部下から上司への報告・・・

「お客様からなかなか返答をいただけなかったので、
 私から直接連絡を取らせていただきましたが、
 耐久性に関する情報が無ければ返答できないと
 言われましたので、その点をクリアしなければ
 いけなくなりました。」


お客様に対するメール・・・

「先日、お問い合わせいただきました件ですが、
 技術的な問題は特にないと判断できましたので、
 提案書・見積書を作成いたしましたので、
 ご確認くださいますようよろしくお願いいたします。」

というように、「ので」が多いんです。

この「ので」を使わないようにするだけで、
プレゼンにしろ、文書にしろ、
レベルを上げられると考えています。


もう、「ので」禁止!


「ので」を使わないようにすれば、
「。」が多くなります。

「。」が多いほうが、分かりやすくなります。


ビジネス上、人に何かを口頭で伝えるときも、
文書を書くときも、とにかく「ので」を
使わないようにする。


例えば、メール文末のあいさつ文。

「インフルエンザが流行りつつありますので、
体調に気を付けて、お過ごしください」

これくらいなら全く問題もないし、
違和感もないでしょう。

しかし、「ので」禁止です!


こう書いてしまったら、
「インフルエンザが流行りつつあります。
体調に気を付けて、お過ごしください」と、

「ので」の無い文章に修正する、
ってくらい徹底したほうがいいです。

これくらい意識して「ので」を使わないように
して、ようやく少しできるようになるくらい
だと思っています。


先日、とある会社で営業担当者の方々を
対象にした講演会で、この話をしました。

「“ので”禁止です」と。


その講演が終わり、質疑応答の時間に
移りました。

そこで質問をしていただいた
若手営業担当者の方・・・

「ので」を連発してたんです(゚Д゚;)

さっき、「ので」使ったらダメって
言ったのに(T_T)


確かに、大勢の人の前で、
質問するのは、
相当な緊張を強いられるとは思います。

(その時は110人ほどの方が
いらっしゃいました)


ですから、思考が整理できてないと
緊張して、つい「ので」で
言葉を繋いでしまうのも、
十分理解できます。

だからこそ、思うわけです。

違和感がない文であったとしても、
「ので」を使わないようにするくらいの
レベルで、練習を重ねなければいけないと・・・。


仕事では、人に対していろいろなことを
伝えていかなければなりません。

ある意味、それができないと
なかなか思うように仕事が進められません。

そういうことで言えば、
人に対してプレゼンしたり、
何かの報告をしたり、
というのが上手な人は、仕事力が高いと
言えるでしょう。

ぜひ、「ので」を禁止し、
プレゼン力、文章力を高め、
仕事量を高めていきましょう!


追伸
プレゼンテーション・スキル向上研修、承ります!

・部下の下手な文章の日報を読むのに
 ほとほと疲れた・・・

・会議で発言しようとすると、
 しどろもどろになってしまって、
 言いたいことがなかなか伝えられない・・・

・部下の報告が分かりにくいので、
 指導したいが、どのように
 指導しても改善が見られない・・・

・商談でもっと商品の魅力を
 分かりやすくお客様に伝えたい・・・

こんな問題をお持ちのビジネス・パーソンの方、
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。


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