コラム - マーケティングのルール

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マーケティングのルール

あなたの行動は、読まれている

あなたが、スーパーマーケットに行く。

すると、ロボットが出てきて、あなたにこう言う。

「あなたが欲しい商品はこれとこれ、

食材はこれとこれとこれですね。はい、どうぞ」。

あなたは、必要な商品が全て入った袋を受け取る。



もし、2012年の現代でこんな状況が起こったら、

「なんで、このスーパーは、私の必要な食材、

欲しい食材が勝手にわかるんだぁ?!」と

思ってしまうでしょう。

が、近い将来、こんなことが現実に起こり得るのかもしれません。


現在、企業では、ビッグデータと呼ばれる膨大な情報を

マーケティングに活かそうとする活動が活発になっています。

昨日のワールドビジネスサテライトで紹介されていたのが、クックパッドの事例。

クックパッドとは、ご存知の方も多いと思いますが、

一日に1,500万人が訪れる、料理のレシピサイト。

そのクックパッドが、全国9つのスーパーマーケットと提携し、

次のことを行っています。

提携したスーパーで、ポイントカード(買い物カード)を使って

買い物をしたお客のデータ

(誰が、いつ、どこで、何を、どれだけ買ったかなど)と、

自サイトの検索データとを組み合わせることで、

一人ひとりのニーズに合った最適なレシピを提案する。

なんだか、何気に聞いていると、

すごいなぁってことで済んでしまいそうですが、

よくよく考えると恐ろしいことですよね。

これが進んだら、個人個人の行動データが、全てどこかに蓄積されて、

そのデータ複合的に分析されて、

次に何をするかまで分かってしまう、ってことですもんね。

近未来のSF小説のような現実がすぐそこにきているのかもしれません。

まぁ、私の場合は、データ分析されなくても、

行動は分かりやすいって言われてますが・・・。


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