先日の日曜日のお昼、たまたまつけたテレビで
「月曜から夜ふかし」という番組が、
再放送されていました。


マツコ・デラックスと関ジャニ∞の
村上信五さんが司会の番組です。


そこで、なんと一粒10,000円の
イチゴが紹介されていました！

1万円ですよ、一粒！


余談ながら、実は、ちょうど今日（2月18日）、
食品卸の営業の方々を対象に、
研修をする予定になっていまして、

その研修で、『通常1パック500円程のイチゴを
10倍の5,000円、100倍の50,000円で売るとしたら』
というテーマでワークをやる予定だったので、
すごく参考になりました。


ちなみに、ネットで調べてみたら、
一粒5万円するイチゴも存在するようです。

「月曜日から夜更かし」でも紹介されていた
岐阜県の「美人姫」。

⇒https://www.bijinhime.jp/item_list/ichigo.html

一粒5万円とはビビりますね・・・。


すみません、話が脱線しました。
話を戻しましょう。


番組中では、4種類のこだわりイチゴが
紹介されていました。

美人姫、スカイベリー、レッドパール、あまおう。


どのイチゴも土や水にこだわり、
農薬も一切使わない・・・

糖度もめちゃくちゃ高い・・・

相当に手間暇かけて、丹念に作っているイチゴ。


ところが、残念なことに、
その4つのイチゴ農園のうちの
ひとつの農園主曰く


栽培方法にこだわり過ぎて、
経費がかさみ過ぎ、
食っていけない、とのことなのです。


この農園主、
職人としては、素晴らしい方だと思います。

メディアで取り上げられるぐらいの
イチゴを開発しているわけですから。


ただ、職人と経営者の違いって、
こんなところにあるんだろうと思うのです。


どんなところか？

例えば、ひとパック500円のイチゴ、
これをもっと高く売れないかなぁ、
と考えたとします。

職人は、

もっと甘くするために、土にこだわろう、
農薬を使わずに育てよう、
他のイチゴとの違いを出すために、
品種を改良しよう、
と新たな価値を付け加えようとします。

今、無い価値を生み出して、
単価を上げようと考える。


そして、新たな価値を付け加えたら、
それで満足してしまう。


では、経営者は、どうあるべきか？

経営者がやらなければいけないのは、
本来、その商品やサービスが
持っている価値を正しく伝えることです。

「1パック500円のイチゴが
本来持っている価値を見つけ出し、
それを伝える」のです。


価値は、相手（お客様）に伝わらなければ、
ないのと一緒です。

めちゃくちゃ大事なことなので、
もう一度、言います。

商品・サービスの価値は、
伝わらなければ、ないのと一緒！


では、本来持っている価値を正しく伝えるには、
どうしたらいいでしょうか？

当たり前ですが、言葉化（言語化）する
必要があります。


本来持っている価値を正しく言語化し、
それを、適切な人に、適切な時に、
適切な場で、適切なメッセージにして
伝えていく。


それができて、初めて、職人が生み出した価値を
「本当に存在する価値」にすることができるわけです。


職人は、新たな価値を生み出し、
経営者は、その価値をしっかりと
伝えられる仕組みを作る。

職人がダメだと言っているのではありません。

職人の役割と経営者の役割は違う、
ということです。


ただし、その「価値を言葉化（言語化）し、
伝えていく仕組みを作る」ということが、
多くの経営者や社員さんにとっては、
苦手なことだったりするのではないでしょうか？。


商品・サービスが本来持っている価値を
うまく表現できない・・・

誰に対して、どういう媒体で、
伝えればいいのか分からない・・・


「とにかくこだわって作ったんで、味は保証する。
　食べたら分かるから！」

「使ってみたら、その良さが分かるから！」

というのでは、全く言語化できていませんし、
価値を伝えられていません。


「使ってみたら、その良さが分かる」
「食べてみたら、その旨さが分かる」
というのは職人の発言。


価値を言語化するには、
それなりのスキルとノウハウが必要なります。

ちゃんと商品のことについてヒアリングして、
それを煽ることなく、読者に受け入れて
もらえる文章を書くスキルやノウハウ・・・。


ちょっと大げさに言うと
商品・サービス、企業が本来もっている
価値を正しく、お客さまに伝えて、
お客さまに喜んでいただき、
商品・サービス、企業を輝かせるノウハウ
だと思っています。


もし、自社の商品・サービスが本来持っている価値を
引き出し、それを言語化し、お客様に伝えて、
売上・利益アップをしたいという方が
いらっしゃいましたら、ぜひ、ご一報ください。


「商品・サービスが本来もっているのに、
埋もれてしまっている価値」を
「本当に存在する価値」にしていく仕組みを
一緒に作っていきましょう！


今まで、こうしたスキル、ノウハウを学び、
実践してきておりますので、
きっとお役に立てると思います。


以下のお問い合わせフォームから
ご連絡をいただけましたら、
「商品価値の言語化に興味あり」と
お送りいただけましたら、
こちらから、返答いたします(^O^)


http://ui-kpc.com/index.php?inquiry


ちなみに、このスキル、ノウハウは、
ずっと学んできていますが、昨年は、
毎月3日東京へ通い、ここで学びました。
↓
http://biz-promoter.com/


追伸

先述の「食えてないイチゴ農園の方」、
実際には、本当に「食えていけてない」なんてことは
無いと思います。

テレビ的に、そう演出した方が「ウケ」がいいんで、
きっと言わされていただけでしょう。

HPもしっかり作って、価値を伝えていますし、
実際テレビという媒体に出て、価値を伝える努力を
されています。

経営者としても素晴らしい方だと思います。