会議で意見が出ない理由
会議で部下からたくさん意見を出してもらいたい。
でも、なかなか思うように発言を引き出せない・・・。
そんな悩みを持った上司の方は、
多いのではないかと思います。
なぜ、意見が出ないのでしょう?
ひとつには、こんな理由が考えられます。
考えるテーマなり、上司(議事進行役)が投げかける質問が
漠然とし過ぎていて、
部下側が、何をどう答えていいのか、
分からないということが考えられます。
たとえば、「どうしたらもっと集客できるのか?」
というテーマ(問いかけ)で考えさせても、漠然としすぎていて、
何をどう答えていいのか分からない。
そうではなく、
「集客力を上げるには、どんな広告宣伝をするべきか?」
のほうが、まだ答えやすくなります。
さらに、「広告宣伝でも、どんなチラシをうてば、集客につながるか?」
のほうが、いいですし、
「チラシの中で、どんなキャッチコピーにすれば集客できるか?」
のほうがいいです。
さらに、さらに、
「受験生の子供を持つ、40代後半のサラリーマン男性に
来てもらえるようなキャッチコピーにするにはどうしたらいいか?」
のほうが、考えやすく、意見も言いやすくなります。
漠然とした質問ではなく、より具体的な質問の方が、
意見は出やすくなるのです。
会議の場で、意見が出ないと嘆く前に、
まずは、具体的なテーマ、具体的な質問を投げかけられるように、
してみましょう。
私の配信しているメルマガ【KPC通信】を読んで、実践していただけた方から
以下のメールをいただきました。
具体的な投げかけにより、成功した事例です。
ご参考にしていただければ幸いです。
※【KPC通信】は、本ブログの右上にあるフォームからご登録いただけます。
もしくは、こちらから→http://ui-kpc.com/
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先日、【KPC通信】でご紹介いただいたオズボーンのチェックリストを
使い小集団活動に取り組んでみました。
意見をを出して特性要因図などを使い進めていこうかとしたところ
「シーン・・・」見事な静寂ぶり。
そこで待ってました、オズボーンさん。
これを説明し、
「否定はしないから、どんどん、くだらない意見を出して」としたところ、
普段、存在をすっかり消し去っている女性社員からも
短時間にたくさんの意見が出る出る。
この後のディスカッションも今までに無い位の発言回数でした。
これを元に社内の改善大会へ出したところ
審査員から分かりやすい、良い意味で泥臭くていいねなど高評価でした。
結果はまだ予選大会ですが最優秀でした。
結果はともかく、いつもは出席しているだけの女性からも
意見がたくさん出たというのが、とても嬉しかったです。
オズボーンのチェックリストをご紹介頂きありがとうございました。
また、よろしくお願い致します。
(以上)
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メールをいただきましたMさん、実践報告、本当にうれしいです。
ありがとうございます!
しかも、大きな成果につなげていただけたようで。
Mさんの今までの努力が、ちょっとしたきっかけで
実を結んだんだと思います。
また何か成果が出ましたら、ご報告くださいねぇ!
最後に、セミナーのご紹介です。
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