初体県は北海道~買上点数アップの秘訣は・・・
今までに国内旅行では、
どんなところへ行ったことがありますでしょうか?
私は、ここ数年で言えば、ダイビングで沖縄、
家族旅行での九州の熊本、鹿児島、大阪ってぐらいです。
どちらかというと、寒いところよりは、暖かいところ、
山よりは海、ファンタジーよりはエキサイティングという
傾向があります。
その「今までにどんなところへ旅行に行ったか」という経験から、
おススメの旅先を提案するサービスを
JTBが、facebook上で提供しています。
「経県地で決める、初体県の旅」
(「ふざけんな!」ってぐらい軽快な音楽が流れますので、
開くときはくれぐれも注意してください)
↓
https://www.facebook.com/jtb.jp/app_272710779474248
上記URLを開くと、今までの旅行先を入力する画面が出てきます。
そこで10の質問に答えながら行き先を入力していくと、
「経県地」タイプに分類され、称号が付けられます。
ちなみに、私の称号は、「良いダシ香る旅名人」でした。
って、なんですか、それ!?
全然イメージ沸かないんですけど!!
4月30日の日経MJの記事によると、他には、こんな称号があるようです。
訪問地域が少ない東京出身の女性であれば、「関東の箱入り娘」。
東北方面の旅行が多い男性であれば、「みちのくの放浪侍」。
いずれにしろ、過去の旅行履歴から、
今までに行ったことのない旅先を、
個別に推薦してくれるというわけです。
私が推薦された「初体県」は、「北海道」でした。
確かに、家族でも「北海道に行って、おいしいもの食べたいねぇ」
なんて言ってたりするんで、推薦された「初体県」としては、
かなりヒットしていると思います。
ただ、北海道の話が出ても、いつも
「でも、どうせ旅行行くなら、海でのんびりしたいしなぁ」っていう
私の一言で、却下されています。
このJTBのサービスの狙いは、
「消費者があまり意識することのない自分の旅行タイプを認識してもらい、
新たな旅行へのきっかけづくりにしてもらう」こと。
マーケティングで言えば、
「買上点数を上げる」ってことに当てはまるでしょう。
ちなみに、売上を表す公式は、以下の通り。
売上=客数×客単価
・客数=新規客数+既存客数
・客単価=商品単価×買上個数
10人のお客さんが来て(客数)、
それぞれが、1万円(商品単価)の商品を、1個買えば(買上個数)、
10人×1個×1万円=10万円の売上ということ。
これから考えると、売上を上げる方向性は、
①新規のお客さんを増やす
②既存のお客さん(リピーターの来店回数)を増やす
③より多くの商品を買ってもらう
④商品の値段を上げる(もしくはより高い商品を買ってもらう)
の4つがあることになります。
JTBの事例は、そのうちの③の施策ってことですね。
より多くの商品を購入してもらう一つの方向性は、
JTBの事例から言うとしたら、
「過去実績(購買履歴)を利用した個別提案」
ですね。
例えば、ブティックなんかで、カリスマ店員と呼ばれる店員さんが、
テレビで取り上げられていたりすると、
大抵は、「一人ひとりのお客様が、以前何を買ったかを覚えていて、
それに合わせた服の組み合わせで提案して販売につなげる」って
話をしていたりします。
あなたもそんなシーンを見たことがあるのではないでしょうか。
今回のJTBの取り組みも、ブティックのカリスマ店員も本質は同じ。
「過去実績(購買履歴)を利用した個別提案」。
あなたのお仕事の中で、買上点数を上げるために、
お客様の購買履歴を分析し、個別にご提案できることはないでしょうか?
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