昨日の続編。北風と太陽、北風が勝つとしたら。
昨日の記事で、論理的に問題解決するだけでなく、
ひらめきで問題解決することも大切、ということをお伝えしました。
特に中小企業では、アイデアで勝負というか、ひらめきや発想力って、
大切だとも思うんです。
とにかくアイデアを出して、
これでうまく行くのではないかと仮説を立て、
検証していく、このサイクルをいかに多く回すか。
経営基盤を揺るがしてしまうような賭けを
ひらめきでしようということではありません。
細かい試行錯誤をどんどん繰り返して行くことは、
中小企業としての生命線になるのではないかと思うのです。
どんどんやっていきましょうよ!
で、昨日の続編ってことなんで、
北風が勝つための私なりの発想(アイデア)をお伝えします。
それはズバリ、北風にとって有利なルールを決めるということ。
旅人のマントを脱がした方が勝ち、
というどう考えても北風にとって不利な土俵で北風は戦おうとしたわけです。
まぁ、北風はそれに全然気づいていなかった訳ですが・・・。
北風にとっての有利なルール・・・。
例えば、いっそ逆にマントを脱がさせた方が負け、としてみたら。
これは、ちょっとということであれば、
う~ん、例えば、旅人をより早く歩かせた方が勝ちとして、
旅人の背中を追い風で押してあげたら。
まぁ、私のアイデアは別にして、発想です、ひらめきです!
それを鍛えようってことです。
中小企業も自分に有利な土俵で戦えるようにすればいいわけですよね。
北風と同じく、自社に不利な土俵やルールで
戦ってしまっているケースもきっとあります。
ちなみに、先日の経営者向けの問題解決セミナーでは、
こんな面白いアイデアもありました。
「北風の冷たさで池に氷を張り、そこで旅人にスケートをやらせる。
スケートをやって汗をかいた旅人は、マントを脱ぐ」。
どうやってスケートをやりたい気持ちにさせるんだ、というツッコミを
入れたくなりますが、そういうのはご法度です。
とにかく発想力、ひらめき力を鍛えるためのことなんですから。