コーチング導入~悩めるリーダーの方へメッセージ
本日(11月12日)、とある企業にて「コーチング研修」を行なってきました。
対象は、全員が管理者と言うことではありませんが、
管理者の方々を中心に、後輩に対して指導する立場の人たちなど16名の方々でした。
最近は、あまり「コーチング研修」というズバリのタイトルのものは、
数が減っていますが、管理者にとって「コーチング」的なコミュニケーションスキルは、
必須のスキルだと思っています。
その方々の中から頂いたメールではありませんが、
もうかれこれ4年ほど前にコーチングの導入でお手伝いをした会社があって、
その時にコーチングを習得された管理者の方から、
以下のメールをいただきました。
ちなみに、その時は、半年間かけて管理者の方々にコーチングを身につけていただきました。
今回、コーチングを学習された管理者の方々だけでなく、
リーダーシップで悩んでいる管理者の方々にとっても励ましの言葉になりえると思いますので、
ご本人の了解を得て、以下、掲載させていただきます。
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ところで、コーチング。
私のような、神経質で、迫力のない・押しの強くない者にとって、
それでも組織でリーダーシップをとらなければならない立場になるのは、
とても苦痛ですがコーチングの知識のおかげでなんとかやれていますよ。
とにかく人の話に耳を傾け、相槌をうちながらときどき質問したり、
言い換えたりすればよく、
自分から相手にああしろこうしろといわなくてもよいので、
とても助かっています。
部下とのミーティングでは最初にアイスブレーキングをやっています。
北風の話が出ましたが、私は以前、アイスブレーキングで
風が吹けば桶屋が儲かる、という、仕事とは関係のないことわざから入って
因果関係の話を経てQC手法の連関図を教えることができました。
コーチングのCOACHにはもともと馬車という意味があり、
馬車に乗せて望ましい方向に連れて行くのがコーチだということも教えたことがあります。
部下のなかに女性がいるのですが、
COACHというブランドに馬車の絵があるのはそのためなのですね、
と言っていました。
リーダーシップというと、以前私は星野仙一のような強烈な個性と迫力が
必要なのかと思っていましたが、そうではないですね。
コーチングによるリーダーシップが自分には合っていると思うこのごろです。
以上
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コーチングだけで完全に部下育成ができるとは言い切れませんが、
やはりコーチング的コミュニケーションができれば、
管理者としての幅は非常に広がると思います。
改めて、頂いたメールを拝見し、感じたところです。
管理者の面談力を高めて部下育成、業績アップにつなげる
↓
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