受付じゃないよ。“スマイルクリエーター”。確かに意識と行動を変えるには効果あり!
先日、とある研修で「歯医者さん」に務める女性の方にご参加いただきました。
名刺交換をさせていただくと、名前の前にこんな文字が、
「スマイルクリエーター」。
患者さんの笑顔を創る人ってことですね。
伺ってみると仕事の内容としては、いわゆる「歯科助手」。
ちなみに、Wikipediaで調べると、歯科助手の主な業務内容は、
「器具の清掃・準備、患者の介添、石膏などの練和、受付などである」とあります。
どこにも、笑顔の創造とはありません。当たり前ですけど。
受付とか歯科助手と呼ばれるのと、
「あなたはスマイルクリエーターです」っていわれるのとでは、
なんとなく、行動が違ってくるような気がしませんか?
受付と言われれば、受付の仕事を当然します。
歯科助手と言われれば、歯科助手の仕事です。
スマイルクリエーターと言われれば?
人の意識や行動を変えようと思ったら、その人の役割を言葉で定義しなおしてみる。
これは、なかな効果的に思えます。
例えば、会社の中には、こんなふうに呼ばれる方々がいます。
「営業マン」、「営業アシスタント」、「設計者」、「保全マン」、
「受付」、「配送係り」、「課長」、「部長」、「アナウンサー(これはちょっと特別か)」
はたまた、
「新入社員」、「中堅社員」、「ベテラン社員」などなど。
こんな人たちの呼び方をこう変えたら、
ちょっとイメージが変わって行動も変わるのではありませんでしょうか?