コラム - 人材育成のルール

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人材育成のルール

部下の長所をどう解釈するか・・・

社内の人間関係がいい会社と
そうでない会社を比べるとしたら、
どの人間関係がいい会社の方が
社員も働きやすいでしょうし、
業績も良いイメージがあります。


事実、厚生労働省が平成26年に出した
「働きやすい・働きがいのある
職場づくりに関する調査報告書」であれば、
人間関係の良さと企業業績には
プラスの相関がみられるようです。
(※少々古いデータではありますが・・・)


※全文はこちらからDL可能です。
調査報告書  
P183に上記データがあります。

なお、上記データでは、「人間関係の良さ」を
以下の4つの「行動」で定義しています。


「中堅層・管理職層がリーダーシップを発揮すること」

「部下が上司に仕事以外のことも何でも話すこと」

「チームワークを発揮すること」

「社員同士が互いに教え合ったり助け合うこと」


これらの行動が見られると答えた企業の方が、
「経常利益の増加額」は大きいということですね。


ただ、面白いのは、経営者に対する調査と
従業員に対する調査を行っているのですが、
その結果が違っているということです。


経営者の回答に基づくと
「人間関係と業績とはあまり相関しない」
という結果になっています。


しかし、従業員調査だと
「人間関係の良い会社は業績が良い」
という結果になっているのです。

上記データは従業員への調査結果データです。

色々な理由が考えられるとは思います。

そのあたりも「調査報告書」の
P185、P186に書いてあります。


個人的には、経営者のなかには、
会社の業績を社員間の人間関係のせいにせず、
自分の責任と考えている社長が多いから
このような結果になっているのではないかと
考えています。


人間関係がよい方が企業業績が良くなるのであれば、
大事なのは、その人間関係をどのようにすれば
良好に保てるのか、ということですね。


今回のブログでは、社内の人間関係のなかでも
上司と部下との人間関係に的を絞って
お話をしたいと思います。


上司と部下の人間関係を良好に保つには
どうしたらいいか?

こんなことが言えると考えています。

『部下が自分の長所と自覚していることを
ポジティブに解釈してくれる上司に対して、
部下は悪い感情を抱かない。
人間関係はよくなる』
と。


逆に、自分の長所を
ネガティブに解釈してくる上司に対しては、
良い感情は湧きにくいはずです。


例えば、「コミュニケーション力の高さ」を
自分自身の長所と自覚している部下がいたとしましょう。

その長所を上司がどう解釈するか・・・

ポジティブに解釈して伝えるとしたら、
こんな感じでしょうか・・・

『○○さんは、コミュニケーション力が高いから、
どんな人とでも楽しい時間を過ごせるよね』とか
『周囲を和ませる力がある』とか
『○○さんがいると場が明るくなるね」とか・・・。

逆にネガティブに解釈するとしたら・・・

『八方美人で、外面がいいでけだ』とか
『ノリが軽くて、いい加減な人間に感じる』とか
でしょうか。


これでは、部下は上司に対して好意を抱けません。
不信感が募るばかり・・・。
当然人間関係もよくはならないでしょう。

ものごとは、ポジティブにもネガティブにも、
どちらにも解釈できます。

自分が長所と自覚していることを
相手がポジティブに解釈するか、
ネガティブに解釈するかは、
人間関係において非常に重要なポイントだと思います。

あえてマトリックスで表すとしたら、
こんな感じでしょうか。


私自身のことをお話させていただくと、
私が30代前半の頃、営業をしていたときの話です。

営業でしたので、
お客さまと食事をする機会がありました。

その席上、営業である私としては、
お客さまとの会話を盛り上げ、
その場を非常に楽しいものにできた
と自負していたのです。

更に言えば、
「こういう場でこんなにお客さまを
楽しませることが できるのは、
俺ぐらいのものだ。
他の営業マンではできないだろう」

ぐらいにイキって思っていたものです。

ところがです、
そのときの上司からはこういわれたのです。

「お客さまとの会食の場であっても、
あんなの調子のいい話し方をするものではない。
お前は、軽すぎる」と。

私としては、そんなはしゃいでいるつもりもなく、
節度ある態度はとっていたつもりでした。

なので、その上司の言っていることを
全く受け入れることができませんでした。


『この上司は、俺の良さを全く分かってない。
こんなやつとは、一緒に仕事できない』

ぐらいの不信感。

部下の長所をポジティブに解釈する、
それが上司と部下との人間関係構築には
重要なのです。

が、それは分かった、となったら、
次に課題となるのは・・・

「どうしたら部下が自覚している長所を
把握することができるか」

ということでしょう。

自覚のない長所ではありません、
自覚のある長所です。

弊社のクライアント企業2社の事例を
お伝えしようと思ったのですが、
これを書き始めると、
相当長くなってしまいます。

ということで、大変勝手ではありますが、
部下の自覚ある長所を把握する方法は、
次回以降のブログでお伝えしようと思います。

To Be Continued・・・


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