上司の読んでいる本を読む
本日、打ち合わせに伺った会社の方から伺った話。
部下を数名従えバリバリ仕事をこなす、40代前半の方。
打ち合わせのときも、3名の部下が同席していました。
打ち合わせ内容の流れから、
「若い頃は本当に上司の言っていることが、なかなか理解できなかった」との話になりました。
ビジネス用語の知識もないし、経営戦略的な知識もない、大局的・長期的な視点もない。
だから理解できるわけもない。
そこで、その方が取った行動が、次の通り。
「上司に呼ばれて行って、話が理解できないときは、
とにかく、上司の机の上や棚にに置いてある本のタイトルを覚えておいて、それを読む。
そうすると、『なるほど、あの人が言っていたのは、このことかぁ』ってことが出てくる」。
上司が部下のレベルに降りて、分かりやすく話をすることも必要ではありますが、
部下としては、上司の言わんとすることを理解する勉強を怠ってはいけませんね。
ちなみに、その方、曰く
「今思うと、上司はわざと見えるようなところに本を置いていたのかもしれないなぁ」
とのことでした。