請求書の祈りと領収証の祈り~ひろさちや氏
4月14日付けで、「深いい話~感謝と誓いと祈り」と題して、
神様へのお祈りの仕方について、金城軒の小中社長から聞いた話を書いたが、
不思議なことがあるもんで、その翌日、読んだ本に、まさにそのとおりのことが書かれていた。
本は、「世間も他人も気にしない」著者ひろさちや氏。
原文の一部を掲載させていただくと、
「じつはわたしは、幼児に祖母からこう教わりました。
「あんな、ほとけ様を拝むときは、お願いごとをしたらあかんで。“ありがとうございました”と拝まなあかんのや」
中略
「きょう、どないほとけ様を拝んできたんか・・・?」
「あんな、おばあちゃん、きょうは算数の試験があんねん。そやから、百点とらしてくださいと拝んできた」
「あかんやないか。あれほどお願いごとをしたらあかん言うてあったのに。もう一度、拝み直してきなさい」
祖母に叱られて、私は拝み直します。
「ほとけ様、ただいまのお願いは取り消します。ありがとうございました」
中略
祖母の教えをわたしなりの言葉でまとめてみました。
-請求書の祈りと領収証の祈り-
仏神に「ああしてください」「こうしてください」と、人間の勝手な注文をつける祈りが請求書の祈りです。
そうではなしに、いま現在、私が生かされている現実に、「ほとけ様、ありがとうございます」と感謝の祈りをささげるのが領収証の祈りです。
以上
まさに、金城軒の小中社長から聞いた話、そっくりというか、そのまんまの話でした。
こうして、同じ時期に人から本から、自分にこのようなことが伝わってくるというのは、
私自身、人への期待ばかりが大きく、感謝の気持ちが少なくなっているからかもしれません。
肝に銘じておきたいと思います。
ちなみに、本の中では、その後、なぜ、請求書の祈りがいけないのかも書かれていました。