25年間の想いを胸に!アンセム25周年ライブ
本日は、私が25年間聴き続けているメタル・バンド、アンセムのライブへ行ってきました。
1985年にデビューし、25年。
92年に一度は解散しましたが、2001年に再結成し、今年で25周年。
初めてアンセムを聞いたのが、20歳の時。
「なんちゅう、パワフルなバンドなんだ。というか、パワーだけじゃん。
ヴォーカルがもうちょっとうまかったら、いいバンドになると思うなぁ」という
程度の印象でした。
が、何かそのパワーの中にあるひたむきさと曲そのものに魅かれるものがあったんです。
それと、アルバムを出すごとに成長していくバンドで、
どんどん成長していくその過程がまたたまらなく刺激的でした。
92年の解散時には、私は仕事で日本におらず、
親の死に目に会えないってぐらいの悲しみに浸っていたことを憶えています。
25年前のパワーは、25年経った今も全く衰えることなく、
というか、あのころよりもさらにパワーアップしているんじゃないかと
思える最高のライブパフォーマンスでした。
バンドは、メンバー交代、解散を経て、今に至っていますが、
バンドを辞めたメンバーが25周年として集うというのは、なんともいいですね。
個人的には、現メンバーではない森川之雄のヴォーカルと福田洋也のギター、マッド大内のドラムが
好きだったんで、こうした企画は非常にうれしいです。
(もちろん、現メンバーのVo.坂本英三もGr.清水昭男もDr.本間大嗣も好きですが・・・)
20周年の時もこのメンバーで行ってくれていたんで、今度は30周年なんでしょうか。
ライブで飛んできた清水のピック
20周年記念の時のライブ映像
Vo.坂本英三、Gr.福田洋也
私が21歳の時のアルバムから「Night After Night」。
哀愁こそがメタルと信じている私にはたまらない曲です。
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しかし、これだけへヴィメタルを追求し続けられるバンドは珍しい。
しかも、ライブの客層を見ると、おっさんばかりって感じではなく、
結構若い人たちも来ているのには驚かされます。
(ちゃんと新しい客層からの支持も得ているんですね。)
頑なに自分の信念を追求し続ける姿勢をこのバンドから学びたいものです。
アンセムの中でも最高の曲だと思う「Hunting Time」。
イントロからサビ、エンディングと、
これほどのスリリングにかつ完璧に構築された曲は日本語のメタルの中で他にはない!
Vo.森川之雄
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原曲はこちら
森川の歌も、ヒロヤのギターも最高の域。