嵐 「最後の約束」からの質問力
嵐という5人組のグループをご存知でしょうか?
ジャニーズです。
かなり売れているらしいです。
コンサートのチケットがネットで20数万円の高値が付いているとも・・・。
私の娘(8歳)や息子(5歳)もはまっているくちです。
前置きが長くなりましたが、その嵐主演のドラマが昨日(1月9日)、フジテレビ系で放映されていました。
最後まで見るつもりもなかったのですが、子供たちにつられて見始めたら、
メンバーはなかなか演技もうまく、内容的にも面白く、
最後まで見てしまいました。(録画で本日見ました)
その中で、こんな場面がありました。
ある会社の女子社員が、カフェの店員に話しかけます。
(完全に再現はできてません、その点はご了承ください。)
女子社員 :「もう、昨日の接待最悪~。4軒はしごされて、挙句の果てにラーメンまで付き合わされたのよぉ~」
カフェ店員:「なにラーメン食べたんですか?」
コミュニケーションにおいて相手に問いかけをすることは、すごく大切な要素だと考えています。
しかし、このカフェ店員の質問は「はずして」ますよね。
ドラマの中でも女子社員に突っ込まれていました。
私も、研修などで、「まずは質問力を高めたければ、どんな質問でもいいから、質問することを意識しましょう」
なんてことを言っています。
しかし、自分がした質問がこのコミュニケーションの流れなのかで目的に沿った質問であったかどうかを
自己チェックする必要はあります。
また問いかけた相手にとってどんな影響を与える質問だったかをチェックする必要があります。
それをしなければ、的を射ていない質問をし続けてしまうかもしれません。
仕事上でも、このような的外れな質問をしている方々がいます。
問題解決をしていながら、問題を解決するのにあまり関係ない質問になっていたりとか・・・。
私自身も、常に自分の問いかけが、どれほどのものだったのかをちゃんとチェックしていきたいと考えています。
もうひとつ、このドラマの中で秀逸な質問があったので、ご紹介しておきたいと思います。
犯人が、爆弾をビルに仕掛けます(ドラマの詳細は割愛しますが・・・)。
そのときのタイムリミットが90分なんです。
それを見た女子社員が一緒にいた保険のセールスマンに問いかけます。
「なぜ、90分なんだろう?1時間でも2時間でもなく、1時間半って、中途半端だと思わない?」
これ、仕事で使えます。
たとえば、営業の場面で。
お客様 :「今回は、2週間で納品してほしいんだけど」
営業マン:「2週間ですね。何とかしてみます。
ところで、1週間でも、3週間でもなく2週間ってのは何か特別な理由でもおありですか?」
私もたまに、社長や営業部長に聞きます。
私 :「今期の営業の目標は13億円ですね。12億でも14億でもなく、13億ってのはなぜですか?」
こんな質問したら、うまくいったなんて事例があったら、ぜひご紹介ください!
追伸:
ドラマの中で嵐のメンバーの松本潤が撃たれて斃れるシーンがあります。
それを見ていて、息子が「まちじゅん※が死んじゃったぁ~。もう嵐に会えないぃ~」って
泣き始めたのには、驚きました。
※まつじゅんではなく、息子は、“まちじゅん”といっています。分かる人には分かると思います。