営業マンとしてそれは言ってはいけません!~営業マン禁句の基本
先日、とある経営者と話をしていた時の話。
経営者:「このまえさぁ、○○の営業マンがうちに来たんだわ。(○○は私もよく知っているところ)
で、営業、大変だねぇ、みたいなこと言ったら、その営業マン、なんていったと思う?」
私:「えっ、なんていったんですか?」
経営者:「『いえ、大丈夫です。今日ちょうど暇だったんで』って言うのよ。
それは言っちゃいかんでしょう。
そっちが暇でもこっちは暇じゃないっつ~の。暇な営業マンの相手してられないよ~。」
そうですよね。確かにそれは言っちゃいかんですね。
その営業マンとしても悪気があっていっているわけでは決してありません。
ただ、こういう発言をする営業マンの発想の原点は、あくまでも「自分」なんでしょう。
自分本位でしか考えておらず、相手の立場を考慮していない。
だからこそ、このような発言が出てきてしまうのではないでしょうか?
訪問したのはなぜか?自分が暇で時間が取れたから=自分本意。
訪問したのはなぜか?お客様にお役にたてる話ができるから、であるほうがより相手本位といえるでしょう。
同じ訪問でも、その理由がどうあるか、それが大切だったりします。
その人の考え方や生き方が、言動に出てしまう。
気をつけなければいけませんね。
あくまでも営業に限らずビジネス全般の基本は、「相手の立場に立って考える」ってことです。