遊び心で「経営ビジョン」を浸透させる
経営者にとっても、管理者にとっても「遊び心で取り組む」というのは、
すごく大事なことだと思っています。
遊び心を大切にしている組織は、発想が豊かになりますし、
社員もやらされ感でなく、楽しんで仕事に取り組みやすくなります。
今日読んだ「星野リゾートの教科書」という本に、
星野リゾートの星野佳路社長が、経営ビジョンを浸透させるために、
「星野リゾート目覚まし時計」と「ビジョナリーカップ」を
社員に配布していると書かれていました。
「星野リゾート目覚まし時計」は、アラーム音の代わりに、
経営の数値目標が音声メッセージとして流れるものだそうです。
さらに、アラームを完全に止めないと、社長の肉声で、
経営ビジョンが語られるという仕掛けとのこと。
「ビジョナリーカップ」は、底に「経営ビジョン」が書かれたマグカップです。
マグカップの内側には、 経営ビジョンを達成するまでの目標が書かれていて、
飲み物を飲んでいくうちに、目標が次々に現れ、飲みきると経営ビジョンが現れるという代物。
遊び心満載ですよね!
経営ビジョンや理念、価値観を浸透させることだけでなく、組織に遊び心を入れてみる。
きっと組織の雰囲気は変わってくるはずです。