強みはお客様によって変わる
昨日のクライアント企業先でのこと。
いろいろ話をしている中で、お伝えしたポイントが2つありました。
一つは、「強みの定義はお客様を絞ったうえでないと意味がない」ということ。
そのクライアントさんは、企業ではなく、個人事業の方なので、
個人の強みを出されていました。
しかし、その項目一つ一つは、誰を対象にするのかによって、
実は、強みにもなり、弱みにもなるのです。
自分で勝手に強みと思っていても、相手に通じなければ強みとはいえません。
たとえば、分かりやすくいえば、「言葉遣いが丁寧」「物腰が柔らかい」というのは、
富裕層の50代女性を対象とした場合は強みになるかもしれません。
が、“いまふうの”女子高生を対象としたら、場合によっては弱みになるかもしれません。
また強み弱みというのは、競合がどこかによっても変わってくるはずです。
(この点については、あまり触れませんでしたが)
とにかく、勝手に強み・弱みを定義するのではなく、
「お客様は誰なのかを考えてから定義する」ことの大切さをお伝えしました。
もうひとつは、ブランディングの大切さ。
「○○○○といえば、○○さん(○○社)」といわれるようにしましょう、
ということです。
私も、コンサルタントとして独立したときは、
「コーチングといえば宇井」って言われてましたが、
最近はそうでもないので、ブランディングを考え直さなければいけないです。
コンサル後は、ご自宅で奥さまの手料理をいただいてきました。
楽しい会話とおいしい家庭料理を堪能しました!