動かない若者を呼び込め!
2010年3月22日 TV東京「ワールドビジネスサテライト」より
現代の若者は、携帯電話やゲームにお金を使うために、
旅行やレジャーにはあまり出かけないそうです。
もし、あなたが旅行会社など旅行関連の会社に勤める人なら、
どんなアイデアで、これらの若者を外へ連れ出しますか?
●現状(問題点)
若者が、ケータイ、ゲームにお金を使う。
旅行離れが起こっている。
●目指す姿(目標)
若者を屋内から屋外へ!
●対策
ゲームに「屋外へ出るメリット」を付け加える!
例①
「ケータイ国盗り合戦」
600の地域を実際に移動し、制覇していくというゲーム。※GPS機能を使って登録する。
このゲームに「屋外へ出るメリット」を付加!
地方のお店で買い物をすると、ゲームの「限定アイテム」がもらえる。
※レシートのバーコードを読み取ることによって、入手できる。
例②
「コロニーな生活☆プラス」
このゲームも、地域の店で買い物をすると、ゲーム上で限定アイテムが
もらえるカードを入手できる仕組みを導入。
若者曰く、「ゲームのために旅行をしている」とのこと。
ただ、ゲームのためではありますが、旅行の楽しさも知ったとのことでした。
宇井コメント:
バーチャルなゲームの世界とリアルな世界とを結び付けて、
新たなビジネスが生まれています。
何かと何かを結び付けて新たなアイデアを生み出す。
いわゆる「強制関連法」という発想法ですね。
遊び感覚でいいので、日頃から何かと何かを結び付けて、新たなものを生み出すという
発想法の訓練をしておくといいですね。
強制関連法:
アメリカのチャールズ・ホワイティングが考え出したもので、
一見、関連のない二つのものを強制的に関連づけていきながら、
アイディアを生み出していくテクニック。
以下、WBSを見ながら書いた図です。