竜馬の居眠り堤~信、任、疑、認(その4)
本日は、「竜馬の居眠り堤~信、任、疑、認(その4)」です。
その1~3をまだ読んでない方は、ぜひそちらを先に読んでくださいね。
↓
「竜馬の居眠り堤~その1」
「竜馬の居眠り堤~その2」
「竜馬の居眠り堤~その3」
今回は、「疑う」いうポイントに触れたいと思います。
「毎日できぐあいを検分して、褒美をやります」、とあります。
この「毎日できぐあいを検分」というのが、マネジメントには大切ですよね。
部下を信じて、仕事を任せて、あとは結果が出るまで、任せっぱなし、では、
プロセスを管理することができません。
結果の良し悪しだけの管理になってしまいます。
単なる放任マネジメントです。
プロセスを管理できないということは、
部下の立場からすると、
今の自分がやっていることが正しいのか、間違っているのか、
出している途中結果が正しいのか、間違っているのかの
判断ができないということです。
上司の立場からしても、途中で軌道修正を図ることができないマネジメントになります。
部下からの報告があってしかるべきなのでしょうが、
上司の側からも、検分することが求められると思います。
信じて、任せて、でもいいと思いますが、
任せた後に、ちょっと部下を疑うという姿勢も管理者としては必要なのではないでしょうか?