コラム - 仕事のルール

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仕事のルール

祝マスターズ優勝!タイガー・ウッズの自己効力感

今月行われたゴルフのマスターズ・トーナメントで、
昨年、競技に正式復帰したタイガー・ウッズが
2位と1打差で優勝を果たしました。

マスターズとしては
2005年大会以来14年ぶり5度目の優勝。
ワールドゴルフランキングは6位になり、
5年ぶりのトップ10入りとなり、
完全復活を印象付けました。


私は、ここ数年、すっかりゴルフを
やらなくなってしまいましたが、
ゴルフをやっていた30代のころ(今から10数年前)は、
タイガー・ウッズが全盛期で、

こんなすごいゴルファー、というか、
こんなすごい人間がいるのかと、
思ってました。


ゴルフプレーヤーという枠を超越した
スーパースターでした。

本当に人間業とは思えない
スーパーショットの数々には
興奮するとかのレベルではなかったです。

ゴルフの神様が手を差し伸べているんじゃないかと
思えるほど。

2005年のマスターズ16番2打目は、
タイガー・ウッズが打った後、
絶対にゴルフの神様がボールを転がしてます。

(音声が流れます)


そんなタイガー・ウッズも私生活での
不倫問題や怪我等で不調が続き、
第一線で活躍することができなくなってました。

あれだけの選手ですから、
思うようにゴルフができない苦しさ、辛さは
筆舌に尽くしがたいものがあったと思います。


今回のマスターズの優勝は、
ゴルフに全く関心がなくなった私にとっても、
非常にうれしいニュースでした。


これからまたあの赤いシャツのタイガーが
昔のようにとまではいかないまでも、
第一線で優勝争いをしている姿を
見られるのは本当にうれしいことです。


今回のKPC通信は、タイガーのマスターズ優勝を
祝して、全盛期だったころに
「心からこの人、すごい!」と感銘を
受けた逸話をお伝えしたいと思います。




2005年の世界ゴルフ選手権のときの話です。

タイガー・ウッズは、ジョン・デイリーと
激しく優勝争いをしていました。

プレーオフ第3ホール目、
ジョン・デイリーが1mほどのパットを外せば、
タイガー・ウッズの優勝という瞬間・・・

このとき、ジョン・デイリーを見つめる
タイガー・ウッズはどんなことを
考えていたか?

普通なら、『外せ、外してくれ!』、
だと思うんですよ。

私ならそうです(^_^;)

だって、相手が外せば自分が優勝できるわけですから。


でも、タイガー・ウッズは違っていました。


心の中で、こう祈っていたそうです。

『入れてくれ!絶対に外すな!』
と。


なぜか?

タイガーは、自分自身のことを
こう定義していたのです。


「俺は、こんな場面でパットを外す相手に
勝って喜ぶようなプレーヤーじゃない。

極度の緊張の場面でも、パットを決められる、
そんな強い相手に勝つのが自分だ」

と。


結果は、ジョン・デイリーが外し、
タイガー・ウッズの優勝が決まりました。

が、タイガーの顔は優勝の喜びで
いっぱいというわけではなく、
どこか寂しさがにじんだ表情をしていました。


めちゃくちゃカッコ良くないですか?

もう10年ほど前に聞いた話ですが、
すごく印象に残っています。


心理学に、「自己効力感(セルフ・エフィカシー)」
という概念があります。

自分の能力に対する自己評価の意味です。

タイガー・ウッズの場合、
先述のように自分を定義しているわけですから、
「自己効力感(セルフ・エフィカシー)」が
ものすごく高かったと言えるでしょう。


きっと、今も自分自身に対する定義は高いと思います。

「こんなスキャンダルや怪我に屈する自分じゃない。
いつか復活して輝きを取り戻せる自分だ」

ってそんなふうに考えていたのではないかと・・・


復帰まで時間はかかりましたが、
きっとそう自分を定義していたと信じたいです。


様々なことにモチベーション高く、
チャレンジできる人は、基本、この自己効力感が
高いと言われています。

「自分は何をやってもダメな人間だ」と
思っている人が前向きに色々なことに
チャレンジするのはイメージしにくいですよね。


あなたは、ご自身をどのように定義されていますでしょうか。


追伸
タイガー・ウッズの2005年世界ゴルフ選手権の動画


よく見ると、「この距離、外すかぁ?」って
呆れているように見えなくもないですが・・・。


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