麻雀必勝法?!~麻雀とビジネスの共通点
唐突ですが、あなたは、麻雀をされますでしょうか?
私は、学生時代に麻雀を覚え、結構好きな口です。
ただ、最近は、麻雀をする相手と時間がなく、
なかなか実戦に臨めていません。
たまに、甥っ子3兄弟と家族麻雀をしたりする程度です。
で、その麻雀に関して、以前から、感じていた事があります。
麻雀の弱い人って、麻雀やっている時に
共通して言うことがあるんです。
どんなことかというと、「配牌」に文句を言うんです。
もし、あなたが、麻雀をされないのであれば、
「配牌」ってなに、ってことですよね。
例えて言うなら、トランプでゲーム開始にあたって、
カードが配られますが、それをイメージしていただければいいでしょう。
麻雀はカードの代わりに「牌」というものを配るんですね。
その最初に配られた牌から、牌を出し入れしながら、
他の人よりも早く牌に書かれた図柄を
揃えた人が勝ちというゲームが麻雀です。
ですから、配牌の時点で、牌の図柄が揃っていれば、揃っているほど、
他の人よりも早く揃えられる可能性は高いわけです。
で、麻雀が弱い人って、たいていこの配牌に
文句を言うんです。
「なんだよ、配牌、ひどいなぁ~」って。
特に大きな点数で上がったあとの配牌が良くなかったりすると、
必ずこう言います。
「かぁ~、満貫上がったあとに、この配牌かよぉ!」って。
弱いから文句を言うのか、文句を言うから弱いのか、
それは分かりませんが、ひとつの法則だと考えています。
ちょっと麻雀の話が長くなりましたが、本題はここから。
このこと、ビジネスにも当てはまると思うんですよね。
例えば、とある管理職の方が、言っていたこと。
「うちの営業部は、他と違って、客先が特殊なんで、
計画立てても思うように営業活動ができないんですよ」、
「うちの部署のメンバーは、ベテランばっかりなんで、
なかなかやりにくいものがありますね」。
とある社長さんが言っていたこと。
「ウチみたいな中小企業だと、大企業と違って、
なかなかいい人材が来ないですよ。
人数も少ないし、細かいマネジメントまでやってられません」
などなど。
客先がどうか、部下がどんな人たちなのか等、
自分が置かれた状況というのは、麻雀で言えば、配られた牌。
ですから、これって、麻雀で自分の配牌に
文句言っていることと同じだと思うんです。
麻雀の法則に当てはめれば、
自分が置かれた条件に文句を言っているビジネスマンは、
ビジネスに弱いって言えるかもしれません。
ちょっと厳しい言い方ですかね。
麻雀で自分の配牌が悪いからって言って、『もう一回配り直して』、
なんてことは言えません。ビジネスでも同じです。
麻雀もビジネスも与えられた条件が、
いい人もいれば、悪い人もいます。
が、その配牌、与えられた条件を受け入れ、
その条件下で、どうしたら良い結果を出せるかを考える、
当たり前なんですけど、それが麻雀でも仕事でも、
まず最初に必要になる考え方なのではないでしょうか?
最後に、麻雀必勝法を一つ。
麻雀で勝ちたいと思ったら、
牌が配られたとき、どんな配牌でも、牌に向かって
「ありがたいなぁ、よく来てくれたねぇ。
一緒に頑張って戦おうな」って念じてみてください。
どんなにひどい配牌でもです。
もちろん、声に出さずに。
で、牌を切るときには、「ゴメンな」と心で言いながら切る。
ツモったら、「よく来てくれたね」と言う。
これで、勝率は間違いなく上がります!