コラム - 人材育成のルール

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人材育成のルール

祝 高木美帆選手通算メダル10個~苦労と工夫を称える

2月6日(金)から2月22日(日)の
17日間にわたり開催された
ミラノ・コルティナ冬季五輪が閉幕しました。

日本選手の活躍、素晴らしかったですね。

メダル獲得数は24個。
冬季五輪の通算メダル数が今回で
100個の大台に乗ったとのこと。

2006年のトリノ大会では、
荒川静香さんの金メダル1つだけだった
ことを思うと、日本人選手って本当に
強くなったんだなぁと思います。

ちなみに、100個のメダルのうち
2018年平昌で13個、
2022年北京で18個、
今大会が24個で、
過半数(55個)が直近3大会のものだそうです。

あなたはどれくらい
ご覧になっていましたか?

私は、残念ながらなかなか見る機会がなく
気づいたら終わっていたって感じです。

ただ、それでも、ニュースではちらほら見ていたので、
「りくりゅうペアが金メダル獲った」とか
「高木美帆選手の通算メダル獲得数が10になった」
とかの情報は入ってました。

しかし、スポーツ選手って、本当にすごいですよね。

どうしてあんなことができるんでしょう。

あれだけのことができるようになるまでの
努力って本当に凄まじいものがあると思います。

並の人間ではないレベルの忍耐力、精神力、
実行力、体力が備わっているのでしょう。

我々ビジネスマンが、そのうちの精神力だけでも
五輪選手と同じレベルで持つことができたら、
すごい仕事ができるのではないかと思います。

前置きが長くなりました。

今回のコラムはそのミラノ・コルティナ冬季五輪に
関わるネタでお伝えしたいと思います。

閉幕後2月25日(水)の日経新聞37面に
スピードスケートの高木美帆選手の
コメントが掲載されていました。

原文をそのまま記載させていただくと・・・

【高木美帆選手コメント】
「自分ができる最善だと思う道を
選び続けてきたつもりだ。

(日本スケート連盟のナショナルチーム時代の)
約8年間はずっとスケート漬けで、
結果を残すことだけに時間を注ぐ
『超ストイック』な自分だったが、
北京五輪後は色々なものに触れ、
様々な感情を持つことが多い4年間だった」

「違う道に進みながらスケートに向き合う時間が
増えたことで、結果だけでないところで
私自身をたたえてくれる人が増えていく実感があった。
それがまた自分に、これまでと違う考え、
気持ちを生み出すきっかけを与えてくれた

以上


このコメントを読んで改めて思うのは、
「人は、結果だけではなく、
プロセスを褒められるとより頑張れるものだ」

ということ。

コメントの中に、
『結果だけでないところで
私自身をたたえてくれる人が増えた』
とあります。

あれだけの選手に対して、
結果じゃないところで称える、って
なかなかできないんじゃないかとは思うのですが・・・

高木美帆選手に、「頑張ってますねぇ」なんて
私なんかは畏れ多くて言えません。

ただ、あれだけストイックに結果を出し続けている
高木美帆選手であっても、
結果だけじゃないところで称えられると
新しい考えや気持ちになれるんですね。

結果だけじゃなく、
頑張っているプロセスを褒める。

プロセスを認められれば、
今まで以上に頑張ろうという気になれます。

人材育成の観点からも、結果だけではなく、
その結果に至るプロセスを認めるのは、
相手の行動を促すうえで非常に有効なことです。

結果を出すまでに
「どんな苦労があったのか?」
「どんな工夫をしたのか?」
そのあたりを聞いてあげられるといいです。

そして、その苦労や工夫を称えてあげる。


ただ、気を付けなければいけないのは、
プロセスで頑張っていさえすればOK
という気持ちにさせないことです。

頑張ることが目的ではないはずですから。

高木美帆選手もこう言っています。

『自分がそれ(挑戦するだけで構わない
という思い)を認めたり、
受け入れたりしてしまうと
進む足が止まってしまうんじゃないかなと
思っていた。』

逆にプロセスばかりに視点が向いている人にとっては、
結果に視点を向けさせることが
「相手にない視点で考えさせること」になり
「成長を促すこと」になるでしょう。

人材育成をする立場の方は、
ぜひ、相手の「結果とプロセスの両方」を
認めて、称えてあげていただけるといいと思います。

人は、 結果だけを認められて、
育つのではありません。

結果に至るまでの試行錯誤や迷い、
つまりは苦労や工夫を分かってもらえたときに、
さらなる行動が促され、成長するのだと思います。


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