営業マン!あなたは何を売っているのか?営業マン!あなたは何を売っているのか?
本日は、とある企業の営業部門を対象に「いかに新規顧客を集めるか」の
支援をしてきました。
いろいろアイデアを出す中で、今後の方向性が見えてきた感じです。
で、その集客のアイデアについてのことは置いておいて、
そこで、営業の方々にした話をお伝えします。
私:「ところで、皆さんは、お客様に何を売っているんでしょうか?
お客様に本当に提供しているものってなんなんでしょうか?」
営業マン:(少し考えて)「う~ん、やっぱり、何を売っているかといわれれば、(自社商品)の〇〇だと思います」。
当たり前といえば、当たり前の答えではあります。
が、営業マンに限らす、ぜひ、意識してほしいのは、
売っているのは、決して商品やサービスではないということ。
お客様は、その商品やサービスから得られるよりよい未来を期待して、購入しています。
単に商品やサービスを売っているのではなく、
お客様に何らかのよりよい未来(幸せ)を提供している。
それを意識して仕事をするかしないかは、いろいろなアイデアを出そうとする際に、
大きな違いを生み出すのではないかと思います。
1月6日の「カンブリア宮殿」に出ていたロボット技術研究センター所長古田貴之氏(42歳)
の言葉を引用します。
古田氏は、14歳のときに両足が不自由になり、車椅子の生活をしていました。
(今は、奇跡的な回復をして車椅子は必要なくなりましが)
『私がやりたいことは、14歳のときに作りたかったものを作って乗ることではないんです。
14歳のとき感じた不自由、あの不自由をなくす、そういう社会を作りたいんです。
ロボット技術で。
(ロボットを)作るだけでは、一品ものの大道芸です。
問題は、やっぱり、こういう技術でどれだけみんなが幸せになるかですよ」。
古田氏の場合で言えば、確かに作っているのはロボットだけれども、
ロボットを作っている意識はない。
何を作っているのかと言われれば、不自由のないみんなが幸せな社会、ということ。
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