チームワークを高める~一人の問題をみんなの問題に
昨日、クライアント先の取締役と二人で飲んでたときの話。
名古屋営業所の若手営業マンが3台の装置を受注。
しかし、そのうちの1台が、営業マンのちょっとしたミスで、
仕様の変更ができなくなり、お客様へ販売ができなくなってしまった。
そこで課長が、営業マン全員(4人)を集めて、事情を説明。
みんなで話をして、
「なんとしても、この1台の販売先を全員で見つけよう!」
ということに。
結果的には、本人が販売先を見つけて、事なきを得たとのことでした。
しかし、大切なのはこの過程。
もしも、仮に課長が、ミスをした若手営業マンに
「これはお前のミスだ。他の人を巻き込むわけには行かない。
自分で販売先を見つけて来い!」
といっていたら。
結果的には、本人が見つけられたわけですから、同じではあります。
しかし、今後のチーム力の観点からは大きな違いがあるはず。
この若手営業マン、将来、他のメンバーが困っていることがあったら、
きっと自分の時間を割いて助けようとするでしょう。
よく言われることですが、One for All, All for Oneの精神ですね。
(個人的には、石田三成の「大一大万大吉」が好きだったりしますが。)
チームの誰か一人の問題をみんなの問題として捉え、みんなで解決しようとする。
これができるチームは強い!