沿線住民の声で遊園地再生
2010年5月4日「ワールドビジネスサテライト」より
「遊園地再生 ペットと共に」
●西武ゆうえんち再生の方策
・西武ゆうえんちが「鉄道沿線の住民の声」を形にすることで、
再生を目指している。
・「say-seibu.jp」で、声を募集するキャンペーンを展開
●西武ゆうえんちの現状
・1988年には213万人だった入場者が
2009年には55万に減っている
●声を形にする第一弾
・ペットと一緒に遊園地に入って、乗り物に乗れる。
●西武ゆうえんちの使命
・西武ホールディングス 後藤高志社長
「これからの日本を担う子供たちに夢を与えたい」
<宇井コメント>
再生を図るために、「お客様の声を聞く」というマーケティングに基本を
忠実に実践しています。
やっぱり基本は大事ですね。
それと、もうひとつ大事のなこと。
「聞いたお客様の声を具体的な形にする」、ということです。
「お客様から頂いた声の中で、こんなご意見がありました。
で、こんな形で具体化しました」
というのが、お客様に伝わるようにする。
それによって、さらに声を集められるようになりますし、
声を伝えた側に感動を与えることもできます。
ちなみに、年に一回、全社員を集めて研修を行い、
経営層が「うちの会社のあるべき姿」とか、テーマを与え、話し合わせている会社があります。
しかし、そこで出た社員からの意見や要望が具体的な形になったことはありません。
そこの社員曰く、
「毎年、話しているけど、そのあと何もない。あれは、経営層の自己満足」ってことです。
とにかくお客様の声を聞いたら、具体的な形に反映させる、
当たり前のことかもしれませんが、
この基本を徹底していきたいものです。
以下、番組を観ながら書いたメモです。