コンサルタントとしての流儀
コンサルタントの役割とは何でしょう?
クライアントが望む未来の実現を支援すること。
もちろん、これはあります。
そのために、私が、コンサルタントとしてクライアントに向き合う時、
大切にしている流儀があります。
「クライアントが持っていない視点からの考えを促す」ことです。
誰しも当事者になると、どっぷりと自分の経験や立場で考えやすくなります。
複眼的(多角的・多面的)な視点ではなく、
どうしても単眼的な視点に陥りやすくなります。
よく業界の常識にとらわれ、なんてことを言いますが、
単眼的視点に陥っている典型です。
だからこそ、コンサルタントとして、客観的にクライアントや環境をとらえ、
クライアントが持てていない視点で考えてもらう。
そこから今までと違った発想やアイデアが出てくるのです。
そのために、クライアントと同じ立場に立ちすぎないようにしています。
もちろん、クライアントに寄り添いはしますし、クライアントの立場に立って考えはしますが・・・。