産業構造の転換 コンクリートから人へ
2009年10月26日(月)のワールドビジネスサテライトより
鳩山政権下での産業構造の転換。「コンクリートから人へ」。
2010年度の予算概算要求では、公共事業が1兆円近く削減される。
(1970年の水準)
この産業構造の転換において、農業・介護は受け皿になり得るのか?
問題:
・建設業から介護に転換しても、建設業と介護のノウハウ面の違いにより、人を雇用し続けられない。
・農業に転換するにしても、多額の初期投資が必要。設備投資ができない、土地が借りられない。
農業が受け皿になるための課題:
(ノウハウ・資金面のみの支援ではなく)
国主導による
・土地の集積
・現場の調査・分析
・踏み込んだ教育
・受け皿としての農業の条件の改善
宇井コメント:
景気は底を打ったと言われています(二番底の不安はありますが)。
が、産業構造が変わったわけではありません。
エコ減税などの景気刺激策で景気が上向いているだけとも言えます。
やはり産業構造を転換せざるを得ない時期に来ているのだと思います。