不安は第三人称が打ち消してくれる
不安を感じて、気持ちが落ち込んで・・・。
そんな時、あなたならどうしますか?
何か自分なりの対処法をお持ちでしょうか?
脳科学的にいえば、
「将来のことで悩んで不安を感じていても仕方ないんだし、
余計なこと考えないようにしよう、
今できることを一生懸命やろう」と思うようにした方がいいらしいです。
先日、とある部長さんと飲んでいるときに、そのようなことを教えて頂きました。
NHKの「ためしてガッテン」という番組でやっていたそうです。
その後、その部長さんから、ためしてガッテンの資料を送ってもらったのですが、
その中に、不安が湧いてしまった時にどうしたらいいのか、その対処法が、
書かれていました。
その中の一つに、弱気の言葉を吐いてしまった時、
取ると良い行動が書いてあって、参考になりました。
ポイントは、自分自身を客観視すると言うこと。
こんな感じです。
例えば、「あぁ、自分はダメな人間だなぁ」と思ってしまったとします。
そんな時は、そこで思考を終えるのではなく、
「と、思った。」と付け加えるのです。
そうすると、自分自身を客観的に見ることができて、
不安が和らぐというわけです。
NHKのためしてガッテンでは、ここまでですが、
私的には、もう少し発展させて、こんな風に言ってみると、
より自分自身を客観視できるのではないかと考えています。
例えば、先ほどのように、「自分はダメな人間だなぁ」と言ったのであれば、
「自分はダメな人間だなぁ、と思った」だけではなく、さらに続けて、
「自分はダメな人間だなぁ、と彼は思ったのであった」と
言うように第三人称で表現するのです。
「と、思った」だけでは、「私が思った」わけですがから、
第一人称ですが、「と、彼(彼女)は思った」であれば、第三人称になります。
より自分自身を客観的に見られるでしょう。
たとえば、私、宇井のことで書くと、
「なにやってもうまくいかないなぁ、と彼、宇井は思ったのであった。」
と言ってみる。
さらに、さらに、それだけではなく、ちょっと小説風に、続けてみてもいいですね。
「この状況を打ち破るには、行動の量を増やすしかないはずである。
そのことに、その時の彼はまだ気づいていなかったである・・・。」
と言うように。
いかかでしょうか?
もし、どこかで実践してみて、何か変化があったのであれば、
お伝えいただけると嬉しいです。
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