子育ての極意は、部下育成の極意なり
5月17日の記事「合格する生徒とは」で、
とある進学塾の先生から伺った「合格できる生徒の特徴」について
お話をしました。
実は、その先生から、もうひとつ「親の関わり方」についても、
お話を聞いていたのです。
「合格できる生徒を育てるための親の関わり方」とは・・・。
①将来の職業について語り合う。
②行きたい学校はどこか、なぜその学校に行きたいのか、
そのためにどうしたらいいのか、を一緒に話し合う。
③学校の先生に自分の子供の様子を聞きに行く。
④矛盾した行動も認めてあげる。
いい成績を取りたいと言いながら、勉強せずに遊んでいる・・・。
子供が矛盾した行動をしていても、親が信じてあげていることが
伝わるようにする。
⑤大人扱いをする。
⑥親自身の失敗談を話す。
これまた、こうして「合格する生徒を育てる親の関わり方」を見ていると、
少し読み方を変えれば、
会社組織において「できる部下を育てる上司の関わり方」と
読み替えることができると思いませんか?
「将来どんな仕事をしたいと考えているか?」を
飲みながら、語り合ったり。
「なぜ、その仕事をしてみたいのか、その仕事するためには、
いま、何をしておかなければいけないのか、今後、どうすべきなのか」
を考えさせたり。
その中で、上司自身の失敗談を交えて、話をしたり。
ちゃんと自分で考えて、行動ができる「大人」として接してあげ、
「ああだ、こうだ」細かい指示を出さずに、
少しレベルの高い仕事を任せたり。
なによりも、部下の行動を受け入れてあげる寛容さを持って、
接してあげる。
まぁ、こう書くとかなり理想の上司像ですね。
でも、ハナから「そんなの理想でしかない」といってしまうのではなく、
少しでも、それに近付けるように行動していくことが大切だと思います。
親なら、子供にこれぐらいのことは、できそうな気がしますし・・・。
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