コラム - コンサルタントとして

consultant

コンサルタントとして

新型コロナに関し考えること

冒頭の挨拶文でもお伝えしましたが、
世界的に新型コロナウイルスの感染が
拡大しています。



この1か月そこそこの間に、
すっかり世界が変わってしまいました。

経済への打撃はリーマンショック以上に
なるのではないでしょうか?

本当に不安です。

この感覚、あの東日本大震災における
原発事故のときに感じた
なんとも言えない虚無感に近いものがあります。


ある程度のことは自分の力で何とかできると
思っているのですが、
自分の力では何ともできないことを
目の前に突き付けられたときの
なんとも言えない無力感・・・


今までの人生で3回ですね、
この無力感を感じたのは・・・


一つは、東日本大震災の時の原発事故、

一つは、今回の新型コロナウイルスの感染拡大、

そしてもう一つが、頭髪の抜け毛・・・。



しかし、気が滅入るとばかり言ってもいられません。


できることを考えて、それを実行できる範囲で、
実行していくしかない。


こうした非常事態だからこそ、
今までなかなか手が付けられなかったことを
やる好機と捉えて何か実行していこうと思います。

と、偉そうに言ってますが、
正直、前向きに明るい気持ちで
取組めるかといえば、
決してそうではありませんけどね。


今、考えているのは、オンラインでの
コンサルティングやセミナーの提供。

来月中には、一つオンラインのセミナーを
開催しようと思っております。

改めてご案内させてください!

それと、一つあなたにお伺いさせてください。

もし、オンラインでコンサルティングやセミナー等の
提供を受けるとしたら、
どんなテーマのものがあると嬉しいですか?

あれば、ぜひ教えてください!
よろしくお願いします。


ちなみに現在、私の方で考えているのは、

社員向けに仕事のスキルアップとして、

「プレゼンテーション力向上セミナー」

「文書の書き方セミナー」

「論理的思考力向上セミナー」。

「問題解決力向上セミナー」等、


経営者向けのコンサルティング、

事業承継の支援のための経営者と後継者の
経営課題に対する意識の共有化支援も
オンラインでできればと考えています。


ということで、前置きが長くなりましたが、
今回のブログでは、
新型コロナウイルスに関して思う諸々のことを
徒然なるままに書いていきたいと思います。


テーマは6つあります。

※一つ目のテーマはちょっとセンシティブな
 内容になっています。
 その点、ご了承ください。


1)なぜ感染者に○○がいない?

日本における感染者数が、厚労省のHPによると
2月27日の時点で139名となっています。

しかし、実際にはこんなレベルではないでしょう。

1桁、いや下手をすると2桁違っているかもしれません。

なぜ、そう思うかというと、
理由は2つあります。

ひとつはPCR検査数が少なすぎるということ。

2月25日時点で、日本での検査数は913件。
(厚労省は一部地方の数字が
反映されていないと説明しています)

350人以上の感染者が出ている韓国は、
同時点で40,304件のPCR検査をしています。

検査数が増えれば、感染者数はもっと
増えるでしょう。


それと、もう一つは、
感染者の中に風俗嬢が一人もいないこと。


これは、もう間違いなく、新型コロナの自覚が
あっても検査を受けていない風俗嬢がいる
のだろうと考えています。

もし、検査をして陽性反応が出てしまった場合、
感染経路を伝えなければならなくなります。

そうなれば、風俗で働いていたことを
話さなければなりません。

隠していたことが家族や知人、友人に
ばれてしまう。

そう考えて、検査にいかない、いけない
のではないかと思うのです。


そして、そして・・・

風俗嬢の接客サービスは、
濃厚接触のレベルではないと聞いています・・・。


これだけ感染力の強いウイルスですから、
そこから感染しているケースは
多いのではないでしょうか?


風俗嬢だけでなく、
そのお店を利用した人たちの中に
検査を受けたくても、
「バレたらまずい」という事情で
受けられない人たちが相当数いると思います。

だからこそ、感染者数は
こんなレベルではないと考えるのです。



2)感染拡大に不利な日本人の特性

先日、とあるテレビ番組で、
ジャーナリストの櫻井よしこさんが、
こんな発言をしていました。

「このウイルスに最も打ち勝てる国民は、
日本人だと思います。

東日本大震災のときもお互いに食事なども
分け合いながら助け合った事実があります」


確かに日本人は助け合う国民であり、
道徳心も高く、本当に崇高な国民だと
私も思います。

危機的状況ではなく、平時であれば、
日本国民ほど優れた国民はいないと自負しています。


ただ、今は危機的状況・・・

今回の新型コロナに関しては、
日本の国民性がマイナスに働いてしまうのでは
ないかと危惧しています。

なぜか?

日本の国民性の一つとして、
「もったいない」という精神があります。


もったいないと思うから、捨てられない。

捨てるということは「決断」です。

捨てたくない、
あっちも立てて、こっちも立てたい、

そんなことを考えていたら、決断ができません。

決断できなければ大胆な策が打てなくなる。

またそんなことを考えているうちに、
後手後手に回ってしまい、
せっかく打った対策も効果が半減してしまう。

早めに打てばもっと効果があったのに、
ということになってしまう・・・。


東京オリンピック然り。

東京オリンピックもやめたくない、
新型コロナも防ぎたい、
では、大胆な意思決定はできません。

個人的には、東京オリンピックは
やめるべきだと思っています。

※東京オリンピックに関しては、
 日本政府というよりは、
 IOCの会長がやりたがっている感が強いですね。
 利権が絡んでますから・・・。


ただ、一つ思ったのは、
イベントの中止などなかなか捨てることができず、
決断できていなかったことが、
政府方針が出されたとたん続々と「中止」となる。

これも国民性かもしれません。

自分では決められないが、人が言うことなら
それに従って迅速に動けるという・・・。

決して日本の国民性を
悪く言っているのではありません。

こうした危機的状況においては、
この国民性はプラスに働くかもしれません。

ただ、一つ条件があります。

リーダーがリーダーシップを発揮して、
決断をすることです。



と、このメルマガを書いた後に
「全国の小・中・高を3月いっぱい休校にする」
との要請が政府から出されました。

これは、大きな決断です。

テレビではコメンテーターが、
「もっと共働き世帯の事も考えてから」
「学童はどうする?」
なんて発言していましたが、
バカ言ってんじゃない、って感じです。

そんな「○○を整備してから」なんて
言っていたら、それこそ後手に回ります。

そうしたことを捨てた安倍首相の決断を
個人的には評価したいと思います。

こうした危機的状況の中で、安倍首相に限らず、
企業のトップも様々な決断をせざるを得ません。

情報が不十分であり、先が読めない中での決断。

リーダーとして、こうしたとき感じるのは、
「孤独」ですね。


3)ダイヤモンド・プリンセス号で感染しなかった人たち

例のタイヤモンド・プリンセス号には、
乗客2,666人、乗員1,045人、
合計3,711人が乗船していました。

全数検査はしていませんが、
2月18日の時点で、
65名の乗員と466名の乗客を含む531名の
感染が確認されています。

単純計算して、3,711-531=3,180名は、
感染しなかったことになります。

もちろん、今後増えていくことは考えられます。

しかし、あの過酷な環境の中で、
感染しなかった人たちが約85%いる。


その感染しなかった人たちの調査を
してほしいと思うのです。


何かそこに共通項がある気がします。


思考パターン(考え方、ものの捉え方)、
生活パターン(船内の過ごし方、人との接し方、
コミュニケーションの取り方等)、
船内で使っていた道具、等々


こうしたデータの中から
なにか浮かび上がってくることがあると思います。


4)企業の意識の違い

こうした状況でそれぞれの企業の意識の違いが
分かりやすい形で出てくると感じています。

それはとりもなおさず、トップの意識の違い、
といってもいいかもしれません。

意外に、楽観視している会社もあれば、
かなり悲観的に考え、
策を打っている会社もあります。

例えば、飲食店でいえば、

お店の入り口にアルコール消毒液が
置いてあるかいないか、

テーブルに除菌シートが常備されているか、

空気清浄機が置いてあるか、

等々

意外とお客様からは、
こんなところで評価されるものです。

どれだけ衛生管理というか、
新型コロナウイルスへの意識があるかどうか。

こうしたことで、お客様や市場からの評価も
変わってくるのかもしれません。


5)治った人たちの報道が少なすぎる

どれだけ感染した、どれだけの方が亡くなられた、
という報道はされるのですが、
罹患した人の中で回復された方の報道は
圧倒的に少ない気がします。

なぜでしょう?

マスコミがその方が視聴率取れるから?

分かりません・・・。


一市民としては、発症しても
病院に行けず、自宅療養するとなれば、
どんなものが多少なりとも効果的なのか、
そのあたりを知りたいところです。


全世界で、8万人近くの人が感染しています。

中国はデータを出さないでしょうから、
期待できないとしても、日本国内だけでも、
ある程度のデータは取れると思います。

もしデータが取れないにしても、
自宅療養で治った方が、何を食べ、
どんな飲料を飲み、何に気を付け、
どんな市販薬を飲んでいたか、

そんな事例でいいので提供してもらえると
ありがたいですけどね。

今後、治った人が、YouTubeでそのあたりの
情報を提供するようになるかもしれません。


ただ、気になるのは一度治ったと思った後に、
また陽性反応が出るということ・・・。

抗体ができないということなんでしょうか?


6)AI(人工知能)は何やってんだ!?

こんなときこそ、AI(人工知能)を活用して、
新型コロナウイルスの特効薬を
開発してもらいたいものです。


やっぱりAI(人工知能)は過去データが
ないとなんともならないのでしょうか?

インフルエンザやSARSのデータでは、
答えを出せないのでしょうか?

いや、ひょっとするとAI(人工知能)に
与えるデータを取るために新型コロナが
誰かの手によってばら撒かれたのかもしれません。



ということで、新型コロナウイルスに関し、
感じていること、考えていることを
書き連ねてみました。


みんなでこの危機を乗り切っていきましょう!

「みんなで」というのは国民性かな?


この記事をシェアする

カテゴリーに関連するおすすめ記事

この記事のカテゴリー から関連する記事を表示しています。

ハッシュタグに関連するおすすめ記事

この記事のハッシュタグに関連する記事が見つかりませんでした。

経営課題を共に解決。

社内研修/コンサルティング依頼や
その他経営に関する様々なご相談は、
以下のお問い合わせフォームから
お気軽にご連絡ください。

お問い合わせ