本を読んでの実践報告をいただきました
先日、豊橋市中小企業技術者研修の
「できる営業マン養成講座」にご参加いただきました方から、
私の著書「結果を出し続けるチームは会議で何を話し合っているか」を読んでの
実践報告をいただきました。
うれしいご報告をいただけたので、ブログに掲載させていただきました。
(本人の了解は得ています)
株式会社O K.Hさま
先生の本、読ませていただきました。
なるほどと思うことが多く、早速、昨日の会議に取り入れてみました。
弊社の所長会議(月1回)は営業成績の報告会になっており、
2時間以上、費やしていました(長いときは3時間ぐらい)。
そこで、報告会は1時間に短縮し(持ち時間1人10分以内)、
残りの1時間を先生の本に書いてあるように、
テーマを決めて話し合うようにしました。
今回のテーマは『今期末(3月)に目標利益を達成できるか。
また、できない場合はどうするか。』
ちょっと漠然としたテーマですが、先生の本を参考に、
他人の意見を否定しないようにしたり、
問いかけを行いましたら、
思っていたより、たくさん良いアイデアがでてきました。
今までの会議は、人の報告を聞いていることが苦痛で
早く終わって欲しいものでしたが、今回の会議は有意義な時間が過ごせた気がしました。
内容を思い出してみると、
最初に私が各部署の現状分析(各部署の長所・欠点・現時点での利益・年度末予測利益)をして、
「達成するにはどうしたらよいと思いますか?」と問いかけを繰り返しました。
各所長も、年度末までには時間的に猶予があったためか、
後ろ向きな話にならず、新しい営業メニューの立ち上げとか
各部署内の問題になっていることとか自発的な話し合いができました。
人の意見を否定しなかったこともよかったと思います。
以前に、会議で、人の意見を否定というか、
討論的なやりとりをしたこともあったのですが、
結局、結論が出ず、空気が悪くなって、
最後は次回に繰越になってうやむやになることが多かった気がします。
今回の会議では、新しい営業メニューの立ち上げという一つの結論には達しました。
その他にも、いろいろな話し合いができて、
いつもより時間が短かったのに内容は濃いものになりましたし、
各所長が普段考えていることが伝わりました。
会議も参加した感じがありました。他の方も、やってよかったと言っていました。
会議のことを振り返ってみましたが、
次回の会議では、先生の本に書いてあることを
さらに取り入れて参加しがいのある会議にしたく思います。